蒸し風呂のような部屋で算定基礎届の記入を頑張った思い出と備忘録

今日は昨日にも増して暑くなりました。激しい雨が降ったかと思うとぴたりと止んで、その後は強い日差しが照りつけたりしたもんだから、一気に暑くなってしまいましたね。うちの事務所、エアコン無しの扇風機オンリーなので、おそらく一時的に30℃超えてたのではないかと思います。

なので実を言うと、事務作業をしながら少々吐き気を感じてしまい、横になって小一時間ほど昼寝をしてしまいました。あれ、軽い熱中症だったのかもしれません。数日睡眠不足気味でしたので、それも影響してたのでしょう。日が傾いて眠気も消えると、すっかり回復しました。皆様もお気をつけ下さいませ。

さて、そんな中、提出期限も近づいておりましたので、算定基礎届の記入と提出を一気に片付けました。大きな会社ですと社労士さんに委託して済ませてもらっているでしょうが、弊社みたいに一人で細々とやっている会社の皆さんは、明日7月10日までだということなのでお忘れなく。

とは言っても、殆どの方は算定基礎届なんて知らんがな、という世界で暮らしていらっしゃると思います。何かと言うと、健康保険と厚生年金保険の月々の保険料を決める為の目安を日本年金機構に届け出るものです。6/8の記事でその事務講習会に出席したという話を書きましたが、その中でも書いてある通り、4〜6月の賃金の平均値を一斉調査するような感じのことです。

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これが6月下旬に送られてきた届出用紙の一部です。なぜこんなにしわくちゃなのかと言うと、これはあらかじめ社名などの必要事項が印字されているものと一緒に入っていた予備用紙で、提出後必要ないから一旦ゴミ箱に放り込んだものを「しまった!Blogネタにすればよかった」と拾い出したからです。

ちなみに今年度からA4版に変わりました。今まではB5の大きさだったんですよ。日本年金機構なりの節約術で、刷り貯めていたB5版がやっと使い切れたのでしょうか…。

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拡大するとこんな感じです。ここに被保険者になっている一人一人の賃金を書き込んでいきます。こんなの弊社みたいに一人ならいいけど、100人も200人も従業員を抱えている会社だと大変だろうなと思いますが、そこはちゃんと、独自に作成した届出用紙や電子媒体での提出も認められているようです。そりゃ給与ソフトやExcelなんかで給与台帳を管理しているのに、それを100人分手書きで転記なんて言われたら噴火しますよね。

ただ、電子媒体については、昨年辺りに「フロッピーディスクでの提出が出来なくなりました」などというお知らせが入っていたりしたので、わたくしにとってはまだまだ足を踏み入れるべきでないカオスな状況なのかもしれません。追々研究しておきます。

で、昨年度痛恨のミスをしたのが、報酬額の記入欄でして、先の画像で言うところの、赤い枠の部分ですね。ここに4、5、6月の報酬額をそれぞれ書いていくのですが、社会保険料控除前の金額を書かなければいけないのに、控除後のものを書いてしまったのですよ。

すると、保険料の算定額も実際より低くなってしまい、それによって保険料の控除額も低く設定されてしまったのですが、設立1年目の会社ということで実際の報酬月額と算定基礎届の金額が正しいのか調査が入る事になり、それで「なんじゃあこりゃー!」という事態が発覚してしまったのでありました。

いやあ、悪気があって故意に誤摩化したというのではないことは理解してもらえましたが、その為に算定基礎届の修正届を記入しなければならなくなるわ、実際に納めなければいけない保険料との差額を追納しなければならなくなるわ、その為に給料計算がややこしくなってしまって「もう今月給料いいっす…ショボーン」な気持ちになってしまうわで、非常に厄介でした。

というようなことにもなるので、提出する必要の有る方は、ミスしないよう充分にお気をつけ下さい。わからなければ年金事務所へ聞きに行くのが吉です。

あと、角2サイズのデカい封筒が返送用に同封されていましたが、用紙が1〜2枚で収まる規模の事業所でしたら、あれを使わずに長型3号とかの定型郵便に使える封筒で折り畳んで送ると、送料が安く済みますよ。もちろんツワモノは「できるだけ郵送で」と書いているにも関わらず年金事務所へ持参すると送料0円です。

以上、来年のわたくしに宛てて書きました。

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