てなことを。てなことを昨日は書いたわけですが、自分ではすっかり忘れていたのにちゃんとこのwordpressって奴は、関連記事として設立2周年の時に書いたものをピックアップしてくれてましてね、読み返してみたら同じ事書いているではありませんか。設立5年で〇〇%の会社が〜ってくだりを。進歩してないなあ。
ま、ま、進歩のないことはさて置いて。一応この前のご報告の、さらに進んだ先のご報告もしておかないといけないなと思ったので今日もblogの新規作成ページを開いたわけです。
えー、手術の話。手術を受けた日には絆創膏を派手に貼りまくられていたにも関わらず、会計を済ませ調剤薬局へ寄り、その足でスーパーにも寄って平気な顔して食材などを買い込み、帰宅して改めて鏡を見てその無様な顔に愕然としたわたくし。ですがその後は引きこもって、翌日に目立たない色の保護テープと貼り替えてからは精神的にも元気が戻って参りました。ジェネリックな痛み止めと化膿止めのおかげで悶絶するようなこともありませんでしたが、ひたすら眠いのでなるべく寝て体を休めました。小さな規模とはいえ、わざわざメスを入れるようなことをするのはやっぱり体に負担がかかっているのだなあと再認識しました。手術前にあんまり詳しく説明されなかったけれど、こうなるならやっぱり日帰り手術と言えども繁忙期ではない休暇を取りやすい時期に受けるのが良いですね。
そんなわけで幸いにも仕事の予定が詰まってなかったので、極力だらりと一週間を過ごして抜糸の日を迎えました。またまた診察台に仰向けになって顔に布を被せられて…という展開を想像していたのですが、普通に診察を受ける感じで先生の前の丸椅子に腰掛けるよう促されると、ちょっと目をつむっててと言われて数分閉じているうちに、ハサミの音と指でゴシゴシ擦るような感触があったかと思うと「はいお疲れ様でした」と言われてあっけなく完了しました。何から何までいきなりで驚く暇もないくらいでした。
そして、万が一の可能性として皮膚ガンなど悪性のホクロである場合も考えられるため、切除した部分を組織検査に出していたのですが、その結果はまだ返ってきていないということで、さらに翌週もう一度来院する必要があるとのこと。抜糸の終わった傷跡は、将来的により目立たなくなるように、これから2〜3ヶ月は保護テープを貼り続けておく必要があるのだそうですが何故それも手術前に言ってくれないんだー。んなわけで恐らくわたくし年内は眉間に保護テープ部族です。
さらに一週間経って、検査結果も帰ってきまして、悪性のものではないということもはっきりしました。花*花っぽく言えば「あーよかった」です。
結局このデキモノの正体はなんだったのかと言いますと、汗腺の組織と周辺の皮膚の組織が複雑に絡み合って硬化しホクロ状になったもの、だとのことです。
つまり、汗腺に汚れと皮脂が詰まってニキビというか吹き出物が出来てしまうわけですが、それを汚い指で潰したので今度は雑菌により化膿して腫れ上がってしまったのですね。そしてそれをまた潰して膿を出して、またさらに化膿してまた潰してを繰り返しているうちに、潰すために力を加えられて傷つき壊された皮膚組織がぐちゃぐちゃになって柔軟性を失ってしまい、盛り上がった形のまま固定化されてしまったのですよ。で、そいつはホクロと化したというちょっぴりホラーなお話なのです。でも紛れもない実話。
という経験を通してわたくしが特に10代の少年少女に言いたいのはっ!
ニキビは絶対潰すな!
ということでありますよ。そんな美しい卵肌にわざわざデキモノを固着化させるなんて、ああもったいない。一時の気の迷いで潰したニキビを化膿させてまた潰して、そんなことを無意識にやってしまってお顔の目立つところにホクロ化させてしまうなんてNo No Boy, No No Girl.
あ、気になるプライス? ご尊顔に取り返しのつかないことをして取り返しをつけるプライス?
社会保険適用で1万円ちょい。プラス組織検査が8千円ちょい。その他事前事後の診察料に1千円ちょい。あの時お前さんがニキビを潰さなければ払わなくてもよかったお金だよ。
なのでもう一度、大事なことなのでもう一度、書いておきます。
特に10代の少年少女よ、ニキビは絶対潰すな!
ただ問題はこんな極北blogを10代の少年少女は読むわけないだろということなので、せめて普段化粧水をつけたりしないようなオッサンにも届くといいなこの想い。