不在配達票がポストに入っていたので、再配達をお願いしました。JCBからの簡易書留だということなので、有効期限が近いクレジットカードの更新かなと思っていたのですが、手持ちのカードを見てみると該当するものがありませんでした。
おやおや、それではもしかしてもしかして、キャンペーンや懸賞で当選して商品券とかが届いたのか? とちょっと期待したのですが、届けられたものは違っていました。やっぱり更新されたカードっぽい。あっ、じゃあETCカードとかかな。
と思いながら開けてみると、存在をすっかり忘れていたQUICPayの専用カードでした。
こういう感じの非接触式ICカードで、裏面の方にローマ字での氏名と有効期限、それからQUICPay IDという20桁の数字がプリントされています。
QUICPayはJCBが主体になって展開しているポストペイ型の電子マネーで、基本的にはクレジットカードに紐付けされています。わたくしのこのQUICPayカードの場合は、持っているANA JCBカードの追加カードとして発行されていて、利用した買い物は全てANA JCBカードの請求に合算されます。
それだったら最初からANA JCBカードで支払えばいいんじゃない?とも思いますが、カードを店員さんへ渡す→店員さんがレジにスキャンする→場合によっては出てきた店舗控えレシートにサインをする→利用控えとカードを受け取る、という一連の動作が簡略化できるんですよ。わずかな手間と時間ですけれど、それが意外と体感として違って感じます。
あとこれも細かいことですが、店員さんがクレジットカードをスキャンする時って磁気テープ部分を溝にシャッと通すことが多くて、その際に券面が擦れて傷んでしまうことがあるんですよね。QUICPayだと非接触式なのでそういうこともありません。ですからQUICPayが使える時はQUICPayを使うようにしていますね。
それなのに何故、使ってるはずのQUICPay更新カードが届いたことがピンとこなかったのか。それは頻繁に使っているのがQUICPay(nanaco)というものだからです。これはその名の通りセブンイレブンなどで使える電子マネーnanacoのカードにQUICPayの機能も追加して1枚2役で使えるものです。
通常のQUICPayではなくQUICPay(nanaco)を使ったほうが得をするのはセブン&アイグループくらいのものですが、持ち歩くカードが減るので現状はQUICPay(nanaco)ばっかり使っています。ですから期限が間もなく切れるというQUICPayも今や机にしまったままなんですね。
古い方を引っ張り出してみました。あー、こんなデザインだったんだ。すっかり忘れていました。ちなみに新しいカードの方に描かれている鳥のキャラクターはキューペイという名前だそうで。古いのもシンプルでいいけど、新しいのも愛らしくて悪くないかな。
JCBよりVISAを利用している人が目立つし、電子マネーというとポストペイ型よりプリペイド型(Suicaとか)の方に馴染みがあるからか、QUICPayってまだそれほど使っている人を見かけません。ただ去年の秋から日本に上陸したApple PayはJCB系のカードを登録した場合はQUICPayを使うと告げてQUICPayのシステムで決済するそうなので、利用人口は今後一気に増えるのではないかと思っています。
わたくしなんか(iPhone SEなので店舗での決済はできず、webやアプリ上の決済のみですが)Apple Pay登録分のQUICPayが増えたので、この専用カード、nanacoカード、ANA QUICPay+nanacoキーホルダーに加えて4つもQUICPayを所有していることになりますよ。自分でもちょっとどうかと思いますし、スキミング対策もしっかりしておかないと犯罪に巻き込まれたりもしますので、このキューペイのカードもしっかり管理しておこうと思います。使わないなら退会もあり、ですが届いたばかりだしそれは勿体無いかなあ。