電子マネーWAONがあるから必要ないだろとずっとスルーしていたWAON POINTカードが二重取りの武器になるなんて

少し前に手に入れて、実際に使ってみてから記事にしようと温めていたモノについて今日は書いておきます。でもなんか今日書くのは後出しジャンケンっぽくて嫌だなあ、なんて気になったりもしましたが、殆どの人には関係ないことなので気にせず記しておきます。

まず手に入れたモノについてはこちらです。WAON POINTカード。

昨年登場したイオン系列で使えるポイントカードなのですが、電子マネーのWAONとの違いも今ひとつ理解しづらくて、ずっとスルーしていました。そして少し前に、要するに現金払いをするときに提示すればポイントが貯まるカードなのだということを知って、それでもスルーしたままでした。

なぜスルーなのかというと、このWAON POINTカードを提示してポイントが貯まる加盟店は現状ではほぼイオン系列のお店ばかりで、そこでは電子マネーWAONを使うことも出来るので、普段からほとんど現金払いをしないマイル収集家のわたくしにとっては使う場面が無いと判断したからでした。

もう一つスルーする理由があって、通常の電子マネーWAONではsmartWAONへ会員登録をすることで、電子マネーWAONの利用でもWAON POINTを貯めることができるのですが、わたくしが使っているJMB WAONはそのサービスに非対応なのです。マイルに移行できないポイントを貯めても仕方ないよね、くらいに思っていたのです。

ところが。

実は今日4月30日が締め切りだったApple Payのキャンペーンがありまして、それに乗っかるために2月に作ったANAアメリカンエキスプレスカードをApple Payに登録して5万円の決済をするという使命があったのです。無駄に5万もの出費をするのではなく、普段支払っているお金をApple Payに集約することで5千円のキャッシュバックを受けようという企みです。

なのでイオン系列ではWAON支払いをするというお作法が身についているわたくしも、ここは堪えてQUICPayで支払わなければキャッシュバックが遠ざかってしまいます。でもWAONボーナスポイントとか貰えないのは勿体無い気もします。とか言っても仕方ないだろ!と考えていた時にふとWAON POINTカードのバナーが目に留まりました。

「現金でのお買い物でもポイントが貯まる」というような触れ込みが書かれているのですが、よくよく調べてみると現金オンリーと読める文言と現金などの支払いと読める文言の両方が見つかったのです。じゃあ「現金など」の「など」って何?

そう思ってさらに詳しく調べてみると、「など」は商品券や金券のことだったりするようでしたが、ときめきポイントが貯まるイオンカード(クレジットカード)や電子マネーWAONポイントが貯まる電子マネーWAON【以外の】クレジットカードや電子マネー決済でも、WAON POINTカードを先に提示することで、WAON POINTが貯まるというのです。

つまりこれは、みんな大好き二重取り、というやつではないのか…?と気になって、カスタマーセンターに問い合わせてみたのですよ。

そうしたらその通りだと。イオンカード以外の他社クレジットカードで決済する時にもWAON POINTカードを提示すればWAON POINTも貯まるしそのクレジット会社のポイントも貯まる、ということなのです。

さらに嬉しいことに、そういった形での決済でも、WAON POINTカードを提示することで、ポイントが2倍貯まるお客さまわくわくデーや、5%引きになるお客さま感謝デーの対象になるというのです。

つまり今日のマックスバリュでの買い物は、WAON POINTカードの提示+Apple pay支払いをすることで、キャンペーン対象金額の上積み。後にANAマイルに移行する予定のAMEXのポイント・WAON POINTカードへのポイント、がそれぞれ加算。5%OFF。という特典山盛りになるということなのです。

実際に買い物してきました。レシートこんな感じです。

上の囲み。ちゃんと5%引きになっているし、対象商品購入にはボーナスポイントも加算されています。

真ん中の囲み。今回の買い物に対してWAON POINTが加算されています。

下の囲み。QUICPayで決済したという証拠です。QUICPayでの支払いでもWAON POINTカードの提示で上記のような特典が受けられるようになるんですね。

WAON POINTカード利用の説明にはあまりこういうことを大々的には書いていないので、ちょっと後ろめたい裏技のように感じるかもしれませんけど、よくよく考えればWAON POINTカードが競合を目指すTポイントカードやPontaカードだって、提示すれば他社クレジット払いでもポイントは加算されるので、何の問題もないというか後発なら他と同等であって当然です。

ちなみにWAON POINTカードに貯まったポイントはイオンなど加盟店で1ポイント1円の値引きに利用できます。微々たる額ですが飲み物1本分くらいにはなるのかな。Apple Payのキャンペーンは今日で終わりなので今後はまたJMB WAON利用に戻すと思いますが。

こんな風に何かの事情で電子マネーWAONやイオンカードを使わず他社クレジットカードなどを使ってイオン系列のお店で買い物する機会がある方は、ちょっとでも取りこぼしを無くすようにWAON POINTカードもお財布に入れておくといいかもしれません。

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