晴れて25年2ヶ月越しに(うち24年10ヶ月は寄り道)宅地建物取引士となり宅建士証を交付して頂きました

メリー節分!

なんていう書き出しにするつもりなんざさらさらなかったのですが、今更あけましておめでとうって訳にもいかないし、丁度いい時候の挨拶が思いつかなかったのでこれで堪忍して下さい。

で。振り返れば昨年10月より放置していた当blogでございますよ。今まで何やってたんだよ心配してたんだぜというコアなファンも居るとか居ないとかまあ友達とか除けばほぼ居ないと思われますけど、何と言いますか何もやってなかったというのが模範回答かもしれません。深海をたゆたう魚のように流れに任せてゆらゆらと体を揺らしながら身を潜めていました。

この暫くの間に色々なことが起きましたが、まあ真理を突く感じで判りやすく言うと、手のひらを返されたとか裏切られたとか辺りの表現がしっくりくるのでしょう。しかしそんな言葉で自分を納得させてしまうと続く言葉には恨み言しか出てこなくなり、そのマイナス思考のオーラに包み込まれるとそこから出られなくなってしまうので、そうじゃねーんだよと自分に言い聞かせるのに大変な時間と労力を要してしまいました。そうじゃないそうじゃない、沈みゆく泥舟から真っ先に希望の大地へと降ろしてもらったんだよと、そう自分を納得させることが出来るようになって、ようやく前を向いて歩けるようになった次第です。

んなことどうだっていいや。

ええと、それでですね、わたくしは本日、あるものを手に入れました。今後これを使う機会があるのかどうか自分でもまだ解らないのですが、とりあえず手札を増やしておこうという行動指針に則ってみました。あるものとはこれです。

自分の会社のblogなのでプライバシー保護の観点とかどうでもいいっちゃどうでもいいのですけど、何に流用されるか分からないこんな世の中じゃポイズンなので塗りつぶしだらけで載せます。

つまりわたくし晴れて、宅地建物取引士、略して宅建士と名乗れるようになりました。ああ、なるほど、blog放置してた間は資格試験の勉強に専念して、昨年秋の試験に見事合格したんだね、と思われた方がほとんどだと思いますが、実はそうではありません。違う違う、そうじゃ、そうじゃないー。

宅地建物取引士、と言うか当時は宅地建物取引主任者という名称だったのですが、その資格試験に合格したのはなんと大学生の時だったのです。その時の面白エピソードとか色々あるのですがまたの機会に譲るとして、とにかく試験に合格した当時は特に不動産関係の仕事に就きたいとは全く思っていなかったので、合格したままそれっきりにしていたのですよ。でもまあ割と難関と言われる資格だし、せっかくなので履歴書なんかには資格欄に宅地建物取引主任者資格試験合格とか書いちゃってましたけど。

はい、ここで気になった人もいらっしゃると思います。宅地建物取引主任者、でええやん、なんで宅地建物取引主任者資格試験合格なんて長ったらしく書くんだ?って。

というのが、合格しただけでは名乗れないからなんです。試験に合格した上で宅建業の実務経験を2年以上積んで、都道府県に登録してようやく宅地建物取引士(宅地建物取引主任者)として認められるシステムですので。さらに、認められて申請書を提出して先ほどの証書を交付してもらってやっと、宅建士としての業務に就けるということなのですね。

それじゃお前は不動産業の実務経験2年っていうのはいつどこで積んできたんだよ? という疑問も浮かんできますが、この実務経験2年にはちょっとしたカラクリがあって、指定された機関が実施する登録実務講習というのを修了すれば同等と認められる制度があるのですよ。メジャーなのは、土日の2日間受講して、最終テストを受けることで2年の実務経験と同等の能力があると認められる講習ですが、その2日分のカリキュラムを1日に詰め込んだタイプもあります。ちなみにわたくし2日コースを受講しましたが、想像以上にハードでお漏らししそうでした。

それを受講しようと急に思い立ったのが去年の10月でした。前述の泥舟脱出の運命により、仕事として出来ることの幅を広げていかなければならないなーと漠然と考え始めて、自分に何が出来るんだろうと思い始めた時、いつも履歴書に長ったらしく書いている「資格試験合格」の文字を不意に思い出しました。せっかくのタイミングだから手札として使い物になるところまで歩を進めてみるのもいいんじゃないかなと考え始めたら妙にワクワクしてしまい、最短距離で受講申し込み可能な登録実務講習を探して、11月に東京まで出掛けて行ったのですよ。

そんな講習はやっぱり東京まで行かないと受講できないのか、と言いますと実はそうとは限りません。実際わたくしが受講した東京リーガルマインド(LEC)さんという資格関連の専門学校ですと、松山にも校舎があり、そちらで受講することも可能でした。しかし開講日が限られており、少なくとも年が明けるまで待たなくてはいけなかったので、気持ちに勢いのあるうちに全て済ませたかったわたくしは東京の中野校に受講申し込みをせざるを得なかったというだけのことです。ついでに書いておけば、東京リーガルマインドさん以外にも登録実務講習を開講している専門学校や団体があり、日時や場所や微妙な受講料の差などで好みのところを選ぶことが出来ます。しかしわたくしが思い立ったタイミングでは、宅建の試験の合格発表が12月という関係もあってか、殆どの団体では11月の開講予定を調べると「本年の開講は全て終了しました」という回答ばかりだったのです。だからあの時点のわたくしには他に選択肢が無かったというわけ。

それで無事に登録実務講習を受講し終えて修了証書を頂いたのですが、これですぐに宅建士証が手に入るかと思ったら大間違いでした。今度はその修了証書と必要書類を持って県庁の窓口に申請して宅地建物取引士資格登録を受ける必要がありました。そして県から登録が出来たよーという通知のハガキが届いたら地元の宅地建物取引業協会に交付申請書を提出してようやく宅建士証がゲットできる、はずなんですが、試験合格から1年と1日以上経っている場合は協会の法定講習というものを受講してからでないと宅建士証は交付してもらえないということで。その法定講習も愛媛では年に数回しか開催されないので2ヶ月ほど待って、今日ようやくそれを受講して無事に交付して頂いたというわけです。

ああ長い道のりでした。思い立ったのが10月上旬ですから4ヶ月もかかったことになります。年末年始を挟んでなければもう少し早く手にすることができたかもしれませんが。いやそんなことより、試験合格から数えると約25年越しの宅建士証。四半世紀の時が流れた末の宅建士証。笑える、実に笑える。その間にどんなけ法改正があったんだよって話です。正直もう一回試験受けて合格しないといけないくらい勉強をやり直さないと使いものにならないと思っていますが、でも実務登録講習も法定講習も内容は割とすんなり理解できたし25年前に詰め込んだ知識も意外と覚えていたので、挽回はそこまで困難じゃない(と信じたい)。

とりあえず無事に宅建士証を交付してもらえたので肩の力もどっと抜けました。独りビールで祝杯あげてさっさと寝るかなー。

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