楽しい秋田への旅もあっという間に終わりました。昨日は角館という街を散策し、温泉に入り、今回連れて行って下さった方がお会いする旧い知り合いの皆さんと合流して、田沢湖ビールという地ビールを堪能しながら楽しい時間を過ごしました。

今日は午前中は田沢湖へ。水深423.4mと日本一深い湖なのです。天気はあいにくの霧雨だったのですが、自称晴れ男が同行していたので、そのパワーで次第に曇り空が明るくなっていき、昼食をとって離れる頃には晴れ間も見えてきました。

田沢湖では車でのんびり一周してもらいながら、途中の御座石神社やたつこ像で一休みしつつ湖と木々の景色を眺めて楽しみました。

この田沢湖畔では、昨日のとはまた別の湖畔の杜ビールという地ビールをいただきました。秋田のお米を使った珍しいビールだったのですが、美味しくて写真を撮る前に飲んでしまいました。Blog的には失点5ですね。

その後はたざわこ芸術村のわらび劇場へ戻り、わらび座のミュージカル公演を観劇しました。

わたくし実はミュージカルというジャンルには興味が薄くて、正直一人なら観に行こうとは思わなかったのですが、チケットをご用意して下さっていたので、折角だからと観ることになったのです。

今回の演目は「為三さん！」という作品で、その題材となっているのは成田為三さんという昭和初期に活躍されていた作曲家の方です。代表作には浜辺の歌という唱歌があります。その上、秋田県民歌という歌の作曲者としても知られているそうです。

秋田県に本拠地を置くわらび座で、郷土にゆかりのある人を取り上げた作品をロングラン上演し、目立たない偉業や功績にスポットライトを当てるというのは、なかなか素敵なことだと思いました。

愛媛でも坊っちゃん劇場で、作品としては同じ試みをされていますので、一度観に行ってみなければと思いましたね。まあ歌って踊ってのミュージカルより、淡々と台詞を言うような芝居の方が好みではありますが、食わず嫌いもよくありませんしね。

さて、今夜は同行者や飛行機予約の都合で大阪に宿泊し、翌朝の便で松山へ帰ってそのまま仕事先へ向かう予定です。なかなかハードスケジュールですが無事に帰れますように。