この流れで公開して最後にこれ聴かすなんてずるいわ!と思いつつ岡崎体育セカンドアルバムへの期待の高まり半端ない

ちょっと出遅れてしまったのですが、今日は音楽ネタでいきます。あーごめんなさいね、弊社の経営戦略や新規導入の営業ツール攻略法についての記事を読むためにわざわざ訪問して下さったのに、ご期待に応えられなくて。念のため確認なんですが他の会社のblogと間違えていらっしゃってませんか?

さてと。出遅れてしまったというのは、まず5/11の段階で取り上げるべきだったこのYouTube動画。セカンドアルバムの発売を控えた岡崎体育さんが新曲を披露したのです。まずは聴いてみますか。

感情のピクセル

イントロからサビに至るまでの間、激しいギターと鋭いドラムが印象的な、ものすごくカッコイイ曲に仕上がっていて衝撃的でした。一体どうしたんだ!岡崎体育、と耳を疑いました。

ところが!

ところがですよ。サビに入ってもう一度耳を疑うことになるわけですよね。反対方向に。この世の中にここまで研ぎ澄まされたハードさを持つうんぱっぱのぷんぷんが存在したでしょうか、いや無い。そしてそのトランシーバーはヤメレ。

というような衝撃的なMVが(ずっとYouTubeで作品を発表し続けていただけにシングルカット第一弾と言ってしまってもいいと思うんですが)唐突に現れて、こりゃまあ次のアルバムもとんでもないことになるんじゃないの?という期待が膨らんだのですよ。

そうしたら5/26に第二弾としてまた新しい曲がアップされたのです。先の格好良さの中にネタを仕込むのとは逆に、笑わせるネタ曲としてぶつけてくるのに、後からジワジワと楽曲のクオリティの高さや格好良さを満たしてくるタイプ。

この「日本語として聞き取りにくい発音での歌唱」というコンセプトで攻めてくるNatural Lipsは、そういうアイデアは浮かびそうなものだけど一つの作品として完成させるところまではやんないよね、という努力賞ものの歌だと思います。地味にバックトラックが格好良くて、黙ってりゃブラックミュージックのメロウなダンスナンバーに聴こえるくらいですよね。

ただわたくし、この曲に関しては残念だなと思うことがあって、マーケティングの都合もあってこうしたのでしょうけど個人的にはこの曲、初めて聴くという体験をこの動画でしたくなかったな、ということなんです。オーディオ音源だけ、もしくは動画でも本来の歌詞の字幕無しか偽の外国語字幕で見て、2回目に種明かしっぽく見て「おわわわーっ」と腰を抜かしたかったのです。まあ時短が好まれる時代ですし、初めてのお客さんには1発目で惹きつけないとリピートがあるとは限らないから仕方ないと理解できるんですけどね。

という個人的な戯言を書いておいてから、動画のリンクを貼っておきます。好きな見方でご覧下さい。

Natural Lips

いやー、やっぱり楽曲をきちっと作った上で笑いを取りに行く歌詞を乗せられるから笑えるんですよね。曲がダサかったら面白くならないですよこういうの。岡崎体育さん、才能溢れすぎやわ。けど、あれ、美人なの?

で。この2つで先行アップロードは終わりかと思ったら、アルバムリリース前日の6/13に3曲目の動画がアップされました。

あ、ずーっとこの調子で盛り上がるような変化も無しか…と気付いた辺りで、かなり吟味したであろう言葉遣いの歌詞の情景が見えてきて、息が詰まりそうになりました。前の2曲とは全然違うベクトルの衝撃で、手が固まって食器を落としそうになる勢いでした。もちろん頬を伝う涙も。

なんだろう、先の2曲はこれを聴かせるための前振りだったの?と思わせるような巧みな戦術のように思います。というか、去年紹介した時にも記事タイトルに入れたんですが、全てはこの曲を世に出すための照れ隠しなんじゃなかろうかと勘ぐってしまうのです。個人的には。

じゃあティッシュでも用意して聴いてみて下さいよ。

やっぱりというか、新しいアルバムの最後の曲がこの「式」なんですよね。前作の最後の「エクレア」も、わたくし大泣きしてしまいましたけど、こういうの聴かせてくれるためだったら馬鹿でも悪ふざけでも何だってやってくれていいよという気分になりますね。

だからレコード会社にお願いしたいのはこの路線を集めたバラードベスト盤みたいなのは絶対出さないでくれよ、ということなんですけど、曲目見たらこの新しいアルバムの終盤はSnack→鴨川等間隔→式という流れのようなので既に沁みて泣きじゃくる体制が作られておりました。ほぼそれじゃねーか。

ではではApple Musicでダウンロードできるようなので早速堪能してみたいと思います。CDも買っちゃいたいなあ。

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