今日は得意先事務所への出勤日。いつもの時間通りに伺うなり、得意先社長がこう言いました。来年度の方針を変えるぞ、って。うわ、今度は何だ?いつもいつも、唐突なシフトチェンジで驚きを下さいますが、今日は一体何をぶつけてくるのかと、不安も感じながら聞いてみました。
かいつまんで記しますと、これまでは大きな会場でイベントを行ってきたが、これの内容を改良して、小さな会場でも出来るようにしてコストを削減する。しかしそうすると売上そのものは少なくなってしまうので、それを避ける為に開催の年間回数を増やしたい、と。ところがそうしようにも、結局は高い売上を見込める時期というのは決まっているので、単純に回数を増やすというのは難しい。そこで、同時期に別の場所でもイベントを開催できるように2チーム態勢のようにすればいいと思いついたので、知り合いを一人巻き込んで仕事を覚えてもらうことにした、だそうです。唖然。
それで。早速次の出張イベントの時から同行してもらうことにしたので、予約している出張先のホテルを1人分追加しておいてね、というのが今日のミッションのひとつでした。なんだ、容易い。それで、その他にも予約の微細な変更点もあったので電話では混乱すると思い、最終的に予約をこう変更したいというのを文書にまとめてFAXしました。
そしてやってきた返事が、予想に反して予約不可でした。GWの真っ最中に泊まるのですが、後半は団体客の予約が入ってしまったので空室が全く無いのだそうです。困りました。出来れば全員が同じ宿に泊まれるのがベストなのですが。
出張期間の前半まではなんとか同じホテルの部屋を確保することはできたのですが、後半は全く空きがないというので、ひとまずその5月1日〜7日までの部屋を、できるだけ近くのホテルで探さねばなりません。いつものようにトラベルサイトで検索しましたが、空室ありはたったの5件しかヒットしません。その中で最も安い、8000円台〜と表示されているホテルを開いてみると。
なんと8000円台なのは初日の5月1日だけで、次の日からは連休突入ということもあり一泊23000円と跳ね上がっているではありませんか。翌日はさらに27000円と。うわわ、これは手が出ません。予算オーバーです。GWの京都を甘く見てはいけません。
ヒットした他のホテルの詳細もじっくり見ましたが、たった一軒だけ、金額面では余裕でセーフという宿を発見しました。京都駅から地下鉄で一駅という場所なのに、日にちを問わず格安です。しかしよくよく読むと、うわっこれは難しいかもなと思いました。
そこは最近京都では増えつつあるドミトリーの宿でした。国際観光都市である京都ならではの、海外からの観光客には割と当たり前な存在の安宿です。要するに6人一室くらいの相部屋の宿なのです。空きがあるのは男性専用の部屋。ちなみに追加で同行するスタッフは女性です。
いろいろシミュレーションしましたが、わたくし名義で予約しているホテルの部屋をその女性に譲り、そのドミトリーにわたくしが泊まり、地下鉄で現場の最寄り駅まで通勤するのが最も現実的だということになりました。
海外でドミトリーを転々としながら旅をしたことはありますので、そういうところに泊まることに抵抗はありませんが、今回は仕事ですからね。さすがにそれは大丈夫なのかと不安たっぷりなのですが、乗り切るしかないのでしょうね…。
心優しい方からの京都宿泊空き部屋情報、待ってまーす。