履歴事項全部証明書や印鑑証明書を持って来いと急に言われた時のための備忘録

会社名義の金融機関口座をもう一つ作った方が良さそうなので、手続きをすることに決めました。昨日窓口で何が必要かなどを尋ねたので早速今日それを揃えることに。朝から調子良く動ける日には、進めるだけ進んでおきたいものです。

さて、金融機関にもよりますが、新しく口座を作るにあたって、法人の場合は個人名義のものより必要な書類が多いようです。個人だとせいぜい、印鑑と本人確認の身分証明書として運転免許証くらいがあれば大丈夫ですが、法人の場合は印鑑証明書や、個人で言うところの戸籍謄本にあたる履歴事項全部証明書まで必要との事。

履歴事項全部証明書は会社設立して間もなく、信用金庫の口座開設の時に取得したのが余っていたよなあと気を抜いていたのですが、これは発行してから6ヶ月以内のものではないと受け付けてもらえないということなので、結局印鑑証明書と履歴事項全部証明書の両方とも新しく発行してもらわなければならなくなりました。

それで、発行してもらうはいいけど、一体これら、どこでどうやって取れば良かったんだっけ?というのがすぐには思い出せませんでした。市役所、ではなく法務局で登記をしたんだから法務局だよなあ、というところまでは気がつきましたが、その先をすっかり忘れていました。なので調べて、次の機会のためにここに書いておきます。ニッチな需要を掘り起こす当Blogらしく(という意図は特にないのですが)松山市での場合です。

必要なもの

  • 法務局印鑑カード
  • 手数料(履歴事項全部証明書1通600円/印鑑証明書1通450円

以上でした。念のため持って行った会社の実印は不要でした。

どこへ行くか

法務局。松山市に本店を登記した法人なら松山地方法務局。市内電車のJR松山駅前電停がある道路を北上して、フジグラン松山の斜め前くらい。エディオン松山本店の駐車場(リニューアル前は店舗があったところですね)の南隣の松山地方合同庁舎という建物。「ああ、昔の職安があったところだな」と理解した方は40代以上認定。各種証明書の請求は2階です。

手順

松山地方合同庁舎の2階へ向かう。

→部屋に入ってすぐのこんな機械(証明書発行請求機)を探す。

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→法務局印鑑カードを挿入してタッチパネルを指示通り操作。

→レシートみたいなのが出てくるので受け取る。

→そのレシートに書かれている番号が呼ばれたら取りに行く。

なお、レシートを取りに行く〜呼ばれるの間に、手数料分の金額の収入印紙を、同じ室内にある印紙売りさばきブースで購入しておくとスムースに事が運ぶ。

そうなんです。手数料は受け取る時に現金払い、ではなくて、収入印紙を購入して、申請書に印紙を貼るという形で納付するんです。なんかひと手間多くて面倒な感じもするのですが、たまに領収書で200円のものを見かけるくらいの収入印紙がこんなに種類も多くてカラフル!ってことを知れる滅多に無いチャンスと思うとテンション上がります。印紙売りさばきブースを初めて見た時はパチンコの景品交換所かよ!と思ったのは内緒だったんですがこうして全世界に発信してますね。

というような感じで、無事に履歴事項全部証明書と印鑑証明書を1通づつ発行してもらえました。松山地方法務局の場合は証明書発行請求機が導入されているので簡単ですが、支局などではこの機械が無く、手書きで申請書を記入する必要があるようなので、そのへんの細かいことは該当の法務局へレッツテレホンでお願い致します。

それから、これ挑戦してみたいのですが、証明書請求をオンラインで出来る「登記ねっと・供託ねっと」というシステムがあるのです。こちらの中のかんたん証明書請求を利用すれば、履歴事項全部証明書などの請求が出来るのだそうです。Webブラウザ上で処理するので、WindowsでもMacでもOKなのだとか。その上、受取は窓口で交付か郵送を選べるし、利用する事で手数料も安くなるのだとか。これは試してみる価値ありそうです。

もう一種類、申請用総合ソフトというものをPCにインストールすることで、かんたん証明書請求よりもさらに多種多様な証明書を請求できるようになるのだそうですが、こちらは残念ながらMac非対応。そして、印鑑証明書のほうはかんたん証明書請求でなく申請用総合ソフトを利用しないとオンライン請求は出来ないということなので、今回は窓口での請求にしました。これ、オンラインでやれてたら480円+390円=870円と180円の節約になっていたのですね。ちょっと勿体無いことをしました。

でもとにかく2通の必要書類は無事にゲット。それではこれを持って、口座開設に挑みますよー。

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