疲れと運動不足が引き起こした思わぬ体の異変

広島行きを翌日に控えた13日の金曜日。朝、自分の体にちょっとした異変があったことに気がつきました。グロテスク画像なので写真は載せませんが、左目が尋常じゃないくらい真っ赤に充血していたのです。丁度目頭のほうから瞳の辺りまでの左目の半分くらいの面積が、血管が浮き出るような徹夜明けの充血ではなく、中で流れて溜まっているような充血でした。

寝不足の時などに時々充血することはありますが、こんなに赤く染まるのは初めてで、気がついた時は声が出るほど驚きました。なにしろ、そういう状態になっているのにも関わらず、眼球のほうには痛さも痒さも何も感じていなかったのです。なので鏡を見て初めて、なんともないはずの目が半分だけ真っ赤であることに気づいたわけです。それが少し不気味な感じもしましたが、痛くないということで、まあそのうち治まるだろうと楽観もしてしまいました。

その日は旅支度やら買い物やらで慌ただしく、普段使っているクールタイプの市販目薬を多めに差すくらいしかしませんでした。広島で人に会うのにこんな充血した目なのはちょっと嫌だから一晩寝たら退いてればいいなという位に軽く思っていました。

結局土曜日曜と広島で過ごして帰っても血だまりのような充血はそのままでした。さすがに怖くなってきたので今日ようやく眼科へ診察を受けに行きました。眼科へはほとんど行くことがないので、自分としては敷居が高く感じるのですが、もうそういうことを言っている場合ではありません。

何か、放っておくと失明でもするような病名を告げられたりするのか、どうして気づいてすぐ来なかったんだ!もう手遅れだよ!とか言われるのかと、緊張しながら先生の前の丸椅子に座りましたが、先生は何かの機械でちょっと目を覗き込んですぐに、あー、これは目が悪いんじゃないよね、別のところの調子が悪いんだよ、とおっしゃいました。

最近お疲れじゃないですか?それで肩が凝ったりしていませんか?と先生に尋ねられました。確かに疲れ気味ですし、普段から肩は凝るほうですが最近は特にひどく凝っていました。はいと答えると、そういう時には血液の流れが悪くなっていて、目も充血しやすくなるんだけど、そんな時に何かちょっとしたはずみで目の中の毛細血管が切れてしまうことがあるんですよ、と教えて下さいました。例えば強く目をこすったりした時に切れてしまったりとかするそうです。

それで、目薬を処方してもらって、点眼を1週間から10日くらい続けていれば充血は治まるということなのですが、注意しなければならないのは、こうやって一度切れてしまった血管はもろくなってしまうので、再び切れやすくなるということ。完全に回復するまで3ヶ月くらいは気をつけないと、また疲れが溜まって血流が悪くなると同じように切れることがあるからね、と言われました。

最後に、最近運動してないんじゃないの?と痛いところを突かれました。確かにその通りなんですよ。ストレッチをして体をほぐすだけでも違うから、適度に体をうごかすようにして、体をいたわりなさいと言われました。自分ではそんなに無理をしているつもりはなかったのですが、確かに同じ姿勢でMacに向かい続けたり、暗いところでiPadを長時間見たりというような、目に負担のかかることをする割に、ジョギングも筋トレもサボっていましたからね。

今回、視力を失ったりするのでなく、目薬でなんとか治まりそうな充血だけで済んだのは運が良かったと思ったほうがよさそうですね。これからは極力、意識的に体を動かすようにしたいと思います。

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