ヘンテコでも狂気でもなくマジカッコイイ路線の名曲2つ紹介して、ひとまずバックドロップシンデレラ三昧の記事に終止符

5日目です。今日で5日目になりますよ、もういい加減にしてはどうかと会社経営者づらした自分が水をさすのですが、ここまで書き続けてきたら貼りたかった動画は全部貼って紹介しておきたいと我を通すのであります。てな訳で1曲、いや2曲、バックドロップシンデレラの作品をご紹介。

自分がどうしてもひねくれ者な感覚を持っているので、これまで紹介した曲も、わたくしにとってはカッコイイ曲であっても、世間的には「何これふざけてんの?」とか「やべえこれマジ狂ってる(嘲笑)」みたいな感じに受け取られているんじゃないかと危惧しておりますけれど、今日のは世間的にもカッコイイと認められるんじゃないかと思います。まあ、本音を言うと、世間って何?って思っているわけなんですけれど。

それじゃあ英語で涼しいじゃなくてカッコイイのスラングである単語を盛り込んだこの曲をどうぞ。

COOLです

何やらヨヨイノヨイ的な踊りから始まって、またまたコミカルな調子で終始進むのかと思いきや、妙にエッジの効いた曲展開にテクニック全開の演奏、そして昂ぶる感情の嵐をギリギリのところで抑えるクールさ。なんかこのバランスがすんごく奇跡的な美しさで泣きそうになります。さらに歌詞。これはふざけ要素もないマジ路線。「愛するべき騒音でいよう」「誇り高き騒音でいよう」というフレーズに鼓動が高まりますね。

そしてもう1曲。こちらなんですが、後々思い返せば、わたくしこの曲を一番最初に知ったのでした。YouTubeの芋づる式で。でもその時は、特別この曲がバックドロップシンデレラをもっと深く知っていくきっかけにはなり得ませんでした。ああ、ふーん、こういう曲も世にあるのねーくらいな感じで軽く流していたし、バンド名もチェックするほど心に引っかかりませんでした。

でもですね、実はわたくしがこんな風に動画を貼りまくったblogを書かなくても、ニッポンロック大好きな人たちに訴えかけなくても、実は音楽好きとは別のあるクラスタでは、バックドロップシンデレラってかなり有名なのです。

どういう人たちにかと言うと、Jリーグの柏レイソルサポーターの方々に。

この曲が柏レイソルの応援歌(チャント)として使われているのだそうです。そしてそれが縁でこの曲のMV収録にもサポーターの皆さんが参加されているというわけです。

サッカーに全く興味無いわたくしは、最初に聞き流した時に、なぜサッカーの応援団がいるんだろうと違和感しか覚えていなかったのですが、バックドロップシンデレラの他の曲を聴いて、彼らの音楽に惚れ込んで、彼らのあらゆる曲を聴きたいと思って、それで改めて再会したこの曲のMVを見て、ようやく様々な意味がわかって鳥肌が立ちました。

多分、バックドロップシンデレラの現在ある曲の中で、最も多くの人の心に響く作品はといえば、この曲なんじゃないかと思います。それではお聴きください。バックドロップシンデレラで、

さらば青春のパンク

なんなんでしょうね、柏レイソルサポーターでもなければサッカーに全く興味ないのに、なんでこのイントロに辿り着くまでで涙出そうになるのは。「ああなっていたいというもんにもうなっているんだぜ俺と君は」でブワーッと泣きそうになるのは。

どういう経緯で柏レイソルのチャントになったのかは判りませんが、実はこの曲を書いたギターの豊島”ペリー来航”渉氏は高校時代を千葉県で過ごし、自転車通学で柏レイソルのホームグラウンド、日立柏サッカー場のそばを通っていたそうなのですよ。そしてそんな高校時代を思い出して書いた歌詞が「さらば青春のパンク」なのだそうで。偶然にしても偶然を超えた必然のような気がして戦慄するエピソードですね。

連日のバックドロップシンデレラ推し記事を締めるにふさわしい曲を紹介したところで、今日はここまで。明日から何のネタ書こう…。

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