まだまだ続くバックドロップシンデレラ全力推し。彼らの音楽を語るに避けて通れないウンザウンザ3連発いくよ!

出張から帰還後最初の得意先事務所勤務日でした。が、急ぎの用件はこれとこれ、昼飯うどん食いに行かへん?じゃあ後は体調も本調子じゃないみたいだし、急ぎの2つ片付いたら帰っていいよ。あ、今週はパソコン持って帰って家で仕事したらええわい、という謎展開。ホワイト待遇なのか甘やかされているのか何なのか。

そんなことにはお構いなく、今日もバックドロップシンデレラのMV攻勢でございますよ。

これまでYouTube動画を貼り付けて、いちいち再生してくださった方々には、彼らの音楽性というものを多少は理解して頂けたのではないかと思います。でもバックドロップシンデレラの音楽とはどういうジャンルなのか、それを一言で表そうとすると難しいですよね。でも、あるんです。その一言が。

ウンザウンザ

なんじゃそりゃ?という感じですよね。まあ一種の造語です。

元々は彼ら自身、自らの音楽を「メルヘンチックハードコア」と称していたのだそうです。時期的に言うとセカンドアルバムの頃まで。ただ、そのセカンドアルバム以前の音源は既に廃盤となっていて、YouTubeにも上がっていなければベスト盤にも収録対象から外れているので、未だメルヘンチックハードコアがどんな音楽だったのか知りません。ただ、今のバックドロップシンデレラの音楽とは全く違うものらしいです。

そしてサードアルバムを制作する頃に転機が訪れたそうなのですが、当時の豊島”ペリー来航”渉氏はアイリッシュミュージックやジプシーミュージックにはまっていたそうで、そういった民族音楽の要素を融合させてみると面白いのではないかというアイデアが生まれたのだそうです。

そこから曲作りに至る過程で、ボスニアのバンド、エミール・クストリッツァ&ノー・スモーキング・オーケストラの「ウンザ・ウンザ・タイム」という楽曲にインスパイアされて「少年はウンザウンザを踊る」という曲が完成したところからウンザウンザの歴史が始まったのだそうです。じゃあ、とりあえず聴いてみますか。

少年はウンザウンザを踊る

ヴォーカルのでんでけあゆみ氏が大量の絵を描いてパラパラ漫画方式で作ったという渾身のMVですが、全く意味がわからないのが素敵です。もしかしたらL・O・V・Eなハッピーエンドなのかもしれませんが。まあウンザウンザとはこういう音楽なのかもしれません。

しれません、と推測なのは、この曲と同じく3枚目のアルバム「シンデレラはウンザウンザを踊る」に収録されているこの曲もウンザウンザを名乗るわけですが同じか?本当に同じなのか?と思ってしまうからでした。ウンザウンザの定義も幅広いに違いありません。

池袋でウンザウンザを踊る

この曲も結構好きなタイプで、それは「池袋のど真ん中で僕はお尻を振り続けよう」という歌詞に共感するからではないのですが、その変態的なテイストで社会に牙をむく雰囲気にはちょっと体温が上がってしまいますね。

そうしてこれ以降も、将軍はウンザウンザを踊る、夕暮れにウンザウンザを踊る、亡霊をウンザウンザを踊る、月あかりウンザウンザを踊る、と各アルバムごとに「ウンザウンザを踊る」シリーズは織り込まれているわけですが、中でもわたくしが今のところのウンザウンザ最高峰だと感じたのがこの曲です。

激情とウンザウンザを踊る

この畳み掛けるような勢いと複雑に編んだ構成は一体何なんだ!あまりにも贅沢なメロディの使い方に恐れ入る凄い曲だなあと感動してしまいます。教会で撮影したMVも背徳感というか懺悔というか、妙に雰囲気が合ってないようで合ってるのが良いセンスだなあと思います。これこそがウンザウンザなのでしょうか、いや、きっとこれからもさらにウンザウンザは進化し続けるのですよきっと。

はい、もうこれだけたくさん聴いていただいたらバックドロップシンデレラの良さが少しは伝わったのではないかと思います。是非是非わたくしと共にウンザウンザを踊りましょう!

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