ふと思い返してみたら、全てを一気に書くのが大変だったり面倒だったりと様々な事情で、自分の中で前編・後編に分けたつもりでいたのに後編を書き忘れていた話題がいくつかあるのです。今日は本当は最近気に入っててずっと聴きっぱなしのバンドのことを書こうと思ったんですが、その前に忘れてた後編を書くのが先だろ! ということで1月25日の記事のアンサーソング。
YouTubeを徘徊して比較的新しめのバンドの中でも特にピンときたバンドを紹介する、という内容で、多すぎるのでヴォーカルが女性のバンド3傑を紹介してみたのがその時の記事。で、さらにお気に入りの野郎バンドはまた後日とか言いながらそのままになっていましたよ。じゃあ早速いきましょう。若者やバンギャルは今更〜とか言うのはやめて、おっさん層にも浸透してきたかー、と生温かく見守ってください。
Without You / 夜の本気ダンス
2008年結成で2014年頃からインディーズでミニアルバムをリリースするなどの活躍を続け、昨年メジャーデビューという道のりを辿っている4人組バンド。デビュー後にギタリストの脱退があったものの新メンバーを迎えて現在も精力的に活動中。最初はそのバンド名から「水中、それは苦しい」のような路線なのかと思っていましたが、本当に本気でダンスさせられそうなグルーヴ感と繰り返すフレーズの中毒性に深くやられてしまいました。脚の細さが羨ましいですね。
このPVのいかがわしい雰囲気が結構好きなんですが、一番気に入っているのはトイレの個室と証明写真ブースを重ね合わせた演出です。これはわたくしも芝居をやってる頃に同じ発想は持ってたので、先にやられたもん負けです。
音楽家になりたくて / My Hair is Bad
新潟出身の3ピースバンド。こちらも2008年結成だそうで2013年よりインディーズ、2016年メジャーデビューと、夜の本気ダンスと同じくらいの活動歴ですね。彼らの曲を聴いているとラウドな音に乗せつつミディアムテンポで直球の歌を聴かせるタイプのバンドかなあというイメージが強かったのですが、この「音楽家になりたくて」という曲はちょっと軽やかな印象で他の曲より素直に「いいなあ、好きだなあ」と思えます。何か吹っ切れた感じがして、個人的にはこの雰囲気で突き進むなら支持者もさらに増えるんじゃないかという気がしています。昔の未練タラタラな歌も悪くはないんですけどね。
このMy Hair is Bad、前の女性ヴォーカルバンドの時に紹介したyonigeの関連動画で出てきて、yonigeのコメント欄にも結構「女性版マイヘア」という書き込みがあって、なんとなく納得しました。確かにyonigeでブルッときた時と同じ心のパーツが震えてる感じはします。
色水 / おいしくるメロンパン
こちらは打って変わって2015年活動開始というとても若いバンド。それでこの曲のクオリティを出せるのか凄いなあと感動さえ覚えます。前出の2バンドも好きだけど、もしかしたらこのおいしくるメロンパンが今の本命かもしれないなあと思います。次にどんな曲を出してくるかでまた評価は変わると思いますが、いずれにせよ次の球に期待が膨らみます。こんなバンド名なのにメロンパンはそんなに好きではないと公言しているところもいいっすねー。
ちなみにこの曲には監督もついて撮影されたヴァージョンもあるのですが、個人的にはこちらの自主制作ヴァージョンのPVの方が好きです。静止画じゃなかったんだ!と気付いた時、一瞬で惚れました。
という感じで野郎ヴォーカル3バンドをご紹介。で、これらのバンドが大ブレイクしたら弊社に何か恩恵があるのかね?とわたくしの中の経営者担当が睨んでおりますので、わたくしの中のblog執筆担当はコソコソとMacの電源を落として寝る体制に入ります。ぐーない!