デキるビジネスマンは朝早くから夕刻までバリバリ仕事をこなしたら、その足で同僚や部下と一杯やりながら、新規プロジェクトのアイデアを出し合ったりしつつ妻へのサービスも忘れないのでしょうが、今日のわたくしなんぞ夕方前に「あーもう今日はダメだ！やめやめ！」と宣言してカボチャの煮物や小松菜のおひたしを作っていました。

うっかりして先週末にすべきだった自分の給料の振込手続きを忘れていたのを今頃になって思い出して、大急ぎで給与計算をするところから始まりました。役員報酬も固定給なので、先月と同じ金額だよねと余裕の表情で給与台帳に入力していたら、ふと目に入った会社宛の社会保険料の告知書が、先月の金額と違っていることに気づきました。

うは。厚生年金保険料がまた上がってる♪

ということで、９月分から改定された保険料額表を引っ張り出して、新しい保険料を調べ、給与台帳の訂正をするわけです。これで若干減った手取り金額で振込額を確定して、と思ったら保険料が変わるという事は源泉徴収の税額も変わる可能性があるので、そちらも再チェックして、ようやく振込額が決定です。

めんどい。正直言ってめんどいです。こんなのを何百人分もやっている大企業の経理の方ってすごい（一人でやるわけではないでしょうけど）。そして先月末が決算で、今期に向けてまた報酬額を見直すつもりなので、それによって2月くらいには保険料が変動してまた計算し直して、そして春頃にはまた改定があるだろうからまたまた計算し直して。そうやって老いていくのでしょう。

そういえば、先々週の極限までバタバタしていた時に届いていた角型2号の封筒がいくつか。送り主を見ておおよその見当はついていたので開封もせず置いたままでしたが、開けてみると予想通り、法人県民税など、法人市民税など、の申告書類に、税務署からは年末調整の資料が今年も。

ざっと目を通しながら頭を抱えておりますが、プロに丸投げ出来るほど稼げていない自分のせいでありました。

そうこうしているうちに電話が。先週末に資料を請求した会社から、メールで送付した資料についてご説明というありがたいお電話でした。丁寧だし何より仕事が早いというのが素晴らしいですね。

そして信金さんへ行った道中でもう一件、別の会社からの電話がありました。外出中で手元で資料が見られないことを告げて改めてもらい、事務所に戻ってから説明を聞きました。こちらはこちらでシステムが全然違うようで、しっかり比較検討させてもらおうと思います。予算が許せばどちらにもお願いしたいところなんですが、どうしましょうね。

この新規業務のこともそうですが、家のことも遊びの事でも、いろいろ検討して早めに手続きを済ませなければいけないことがドドドッと押し寄せている感じです。出来るだけ素早く考えて次々と決断して、バリバリ仕事をこなした後はカボチャの煮物や小松菜のおひたしを作るのがデキるビジネスマン、とかいう変な風潮が生まれるように頑張ろうと思います。