誘われるまま訪ねて、作品とこれからの企みに引き込まれていった「オーガフミヒロ展 車輪の詩」

土曜日のことですが、ご一緒しませんかとお誘いがありまして、西条市へと足を運びました。西条へ行くと言えば恒例の、ギャラリーかわにしさんでの「オーガフミヒロ展」を観に行ったんですか? …はいそうです!

と妙な書き出しになりましたが、およそ毎年開かれている松山出身の画家、オーガフミヒロさんの個展が今年も9/22から始まりました。

今回の個展には「車輪の詩」というタイトルが付けられてします。それにちなんでか、新作の絵画は鳥人間のようなキャラクターが、自転車のような車輪の乗り物に乗っている絵が多く目に留まります。そこまで共通した要素があるのに、ある絵は陽気さに溢れていたり、別の絵は勇ましさが伝わってきたり、また違う絵は希望に満ちていたりとそれぞれ個性が感じられます。

小さなキャンバスの絵たちはこんな感じで。

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中くらいのサイズになるとこんな感じ。

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この中でも右手前の「修理夫」という作品は個人的になんかいいなあと思いました。車輪の乗り物に乗って夢や希望を見るために、日常をきちんと整えることにも視点を注ぐような、作品全体の中のスパイスのような作品だと感じられた部分が。

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でもやっぱり大きい迫力のある絵が好きだなあ。ギャラリーの中で毎回一番の力作が飾られる場所(と勝手に解釈している)にはこの絵がありました。

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くるくるしてキラキラするところの色がとても素敵だなあ。

また、オーガさんは今年4月に詩画集「夜烏の手帳」という本を出版されました。その出版記念の原画展を偶然東京の銀座で拝見することができたのですが、その原画の一部を今回の個展でも観ることができます。残り部数少なくなっているようですが、詩画集も今回の個展会場で販売されていますので、よければお求めください。絵もいいんですが、オーガさんの詩も素敵なんですよ。

土曜はオーガさんご本人もいらっしゃっていて、訪ねて挨拶するなり、あるアイデアについて唐突に話が始まりました。わたくしを誘ってくださった方と3人で話を膨らませているうちに、これはちょっと実現可能な企画へとまとめ上げた方がいいね、ということになり、ひとまず力を貸してくれそうな人に話を投げかけてみることに。そういう中に何故か自分も自然と含まれているのが変な感じなのですが。その件については本格的に固まってきたら、また皆様にご報告できればと思います。

9月28日の水曜日は定休日だそうですが、それ以外は10月2日の日曜まで、AM10時〜PM7時の間、ご覧いただくことができます。是非是非、西条市大町1639-2 ギャラリーかわにしさんへお出かけ下さいませ。

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