さて、待望の小豆島にやって来たのであります。が、なんと小豆島ってわたくしが普段利用しているUQ WiMAXのサービスエリアマップを見ると、ほとんどが圏外。嘘?あんなにメジャーな島なのに?と目を疑いましたよ。
(ピンク色のところがサービスエリア)
結局同行の友人のスマートフォンで必要な時だけテザリングをさせてもらうことで、なんとかしのいでいます。行き先や食事処の調べものなんかも、「悪いけど調べといて」と丸投げです。お陰で旅先Tweetなんて全然できてません。
そういう事情なのでこのblogも、旅先からのリアルタイム執筆はなかなか困難なのであります。いろいろ書くこと多めの事なんかは帰ってからじっくりご紹介しますね。
小豆島に着いた日のお昼ご飯は、こまめ食堂というところで頂きました。中山農村歌舞伎舞台の近くにあります。肥土山・中山方面行きのバスで春日神社前のバス停を降りればすぐです。
このお店は2010年の瀬戸内国際芸術祭に関連してオープンしたお店だそうで、会期終了後に一度は店を畳んだものの、地域の方々の手で再オープンしたのだそうです。建物は昭和初期の精米所だったものだとのこと。
地のものにこだわったメニューが味わえるのですが、中でも人気がありお勧めなのは「棚田のおにぎり定食」らしいので、そちらを頂きました。
おかずは日替わりだそうで、この日は魚の唐揚げ(豆アジ2匹と名前を忘れた大きめの魚1匹)と海老かき揚げをメインに茄子の煮浸しなどの小鉢ものが付いていました。お吸い物には具に「ふしめん」が入っていましたよ。ふしめんとは、素麺を作る時に出来る端っこの部分です。
しかしこの定食、そういった様々なおかずも美味しいのですが、なんと言っても印象的な美味しさなのはおにぎり。シンプルな塩おにぎりなのですけど、お米そのものの味、炊き加減、握り加減などが絶妙で、これだけでも充分美味しいと思えました。おにぎり定食と名乗るだけのことはあります。
たまたまバスを降りたら開店10分前くらいだったので、そのまま5組ほどの行列に並んで開店まもなく注文出来たのですが、食べ始めた頃にはものすごい行列になっていたようで、店員さんから40分待ちというような声も聞こえていました。芸術祭の会期中とはいえ平日だったのに。
タイミング良く空いていれば是非お試しください。おにぎり素麺セット、オリーブ牛バーガー、マフィンなんてメニューもありましたよ。