ついに天寿を全うしたか?!と落ち込んだけれど無事に生き返ってくれた愛する原付との馴れ初め話

旅の疲れがどかっと出たのか、出勤ギリギリの時間まで起きられませんで、大慌てで支度して得意先事務所へ向かおうとしたら、原付の調子がおかしいのです。エンジンはかかるけれど、スロットル全開にしても全然スピードが出ず、まともに走れません。急遽引き返して自転車に乗り換える羽目になりました。

おかげで盛大に遅刻をしてしまったのですが、帰宅後に修理に出さないといけないのかなあとふと原付に目を向けると、マフラーの部分に藁屑のようなものが差し込まれているではありませんか。引っこ抜いたら元通りに排気音立てて走るようになりました。誰じゃコラ!イタズラすんな!

いやもう、今乗っている原付くん。今度壊れたら買い換えなければならないだろうとヒヤヒヤしながら乗っているので、今朝は本当に汗が吹き出ましたよ。「そろそろ買い換えどき」レベルじゃなくて、バイク屋さんにも「いい加減買い換えたらどうです?まあまだ修理できないことはないですけど」と言われるレベルなので。

でもできれば、本当に全く走れなくなるまでは乗ってやりたいのであります。生まれて初めての愛車ですからね。

生まれて初めて?って、そう、そのまさかで、大学生の頃から乗っているのです。だからかれこれ20年以上。いや、四半世紀を迎えるのも目前ですね。改めて自分で再認識して驚きました。物持ち良すぎ。

こいつは確か大学3回生の時だったと思うのですが、友人が結婚後に妊娠して、もう乗ることもなさそうだからと譲ってもらった原付なのでした。原付免許は取得していたけれど、ペーパーライダーだった自分にはまさに渡りに船の申し出だったので、5万で譲ってもらう話をつけました。

なぜ5万になったかというと、持ち主だった友人が購入してから半年も乗っていないくらいの状態で、購入価格が12万くらいだったそうなのですが、相場が全然わからないので買ったバイク屋さんへ行って、もし買い取ってもらうとしたら幾らくらいになる?と尋ねて決めたのでした。

本当はタダであげても私はいいと思ってたんだけど、旦那さんがそれでは納得しないんでねー、と言われこちらとしてもさすがにそれでは困るなあと思っていたので、その金額で手を打ちました。5万は夏休みとかではない授業がある時期の一ヶ月分のバイト代くらいだったので、当時としては分割にしてもらったくらいキツかったのですが、新車同様だったのでお得な買い物をさせてもらったなあと当時を振り返って思います。

その話を数年前にある人にしたら、「君すごいね、5万の原付を20年乗ってるって、1年あたり2500円のとんでもないコストパフォーマンスだよ!元取りすぎだよそれ」と言われました。まあ確かに計算上はその通り。そんな計算したことなかったけど。

まあとにかく、今日の異常にはついに寿命が来たかとうなだれてしまったのですが、藁を抜き取った途端に「まだまだコスパ上げますよ」と元気なエンジン音を聞かせてくれて本当にホッとしたのです。

元の持ち主だった友人とも現在は疎遠になってしまいましたが、初めの頃は「大事に乗れば友達のお腹の中の赤ちゃんが原付免許を取れる頃まで乗れたりして」と冗談半分で思っていました。まさか本当にそれ以上の年月を乗り続けられるとは。最後にもらった年賀状には「娘も春から大学生です」って書いていたけど、あの原付にまだ乗ってると言ったら親娘でびっくりするだろうなあ。

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