先日の大阪ツアーの際には、月末に関東方面へ行くのであまり財布の紐を緩めないように、という事情もあって、あんまりあちこち行かないようにと思ってたんですが、後でふり返ってみると色々出かけていました。まずは門戸厄神さん。
正しくは松泰山東光寺というお寺で、厄神明王さまが祀られている、厄除け祈願で有名なところです。
厄除け祈願で有名と言っても、わたくし自身は男の大厄Fourty-Twoをとっくに通り抜けているので、お祓いを受けるために参拝したのではありません。その本厄の時に、大阪在住の兄から門戸厄神さんの厄除けお念珠をもらったので、無事に厄年が終わりましたとお礼のお参りをしなければと考えつつなかなか叶えられなかったからなのです。ずっと気になって頭に引っかかっていたので、今回お参りできて気分的にもすっきりしました。
門戸厄神さんがあるのは兵庫県西宮市。今回の大阪行きの本来の目的はライブだったのですが、たまたま自分が先行予約した広島公演と知人が予約した大阪公演のチケットをトレードしないかという話が降ってきたので、じゃあこの機会を利用して参拝してみるか、と思い立ち大阪へ向かうことにしたわけです。大阪から西宮なら近い近い。
実際、泊まっていた新今宮からJRで大阪までは丁度やってきた快速で20分程度。大阪駅から阪急電車の梅田まで歩いて(これが一番の難関だった)神戸線で西宮北口まで約12分。西宮北口で阪急今津線に乗り換えて次の駅の門戸厄神駅まで3分くらい。最寄り駅まで1時間もかからなかったのには驚きました。
門戸厄神駅からは、参道という看板の矢印に従って10分くらい歩けば到着です。小高い丘の上にあるので、上りの坂道が少し大変ですが着いてからの見晴らしは良いです。
駅に近い方から看板に従って進むと、南門の方に辿り着くのですが、そこの張り紙に従って表門まで回りましょう。なぜなら、表門の前には男厄坂という石段がありまして、その段数は42段。一段一段上ることで厄を落とすという意味がある石段だからです。
そして表門をくぐって中楼門の元には33段の女厄坂もありますので、本堂である厄神堂の前に立つ時には男女どちらもバッチリ厄落としできているというわけです。
寺務所の方に尋ねると、お念珠はずっと身につけていても良いものですよと言われましたが、糸が切れてしまいそうで手首につけるのがためらわれる状態だったため、古札納所で手を合わせて納めて参りました。
一応今年は小厄という、ちょっと気をつけなければいけない歳なんだそうで、その分についてもお参りはしておきました。次の大厄は数え年で61歳だそうです。その時にはまた門戸厄神さんに来れるといいな。