いよいよ6月です。堂々と半袖。大勢の花嫁。降りしきる大雨。望まざるジメジメ。なにライム踏んじゃいましたみたいなノリで前振り書いてんだYO!
新しい月を迎えて新しい気持ちで、と思ったものの、5月のうちに済ませておきたかったのに結局手をつけられなかったことを今日勢いつけて済ませておきました。
「手をつけられなかった」とか「済ませておきました」とかいう表現だとちょっと語弊があるかもしれないのですが、その用件の一つは友人へ結婚のお祝いを贈るということでした。
それが、例えば本人の口から、電話なりメールなりで打診があって、挙式披露宴の招待状を頂いて、というような一般的な形だとお祝いのための段取りが簡単に浮かぶんですが、そういうパターンではなかったので、どういう形にするのがベストなのか迷って迷って月をまたいでしまうことになったのでした。
30歳の前後の頃にとても親しくさせてもらった友人で、現在は彼も松山を離れ故郷に帰っています。付き合いが深かった頃は用事で毎日のように顔を合わせていましたが、住む土地が離れると疎遠になってしまい、年に一回メールがあるかないかくらいの関係になりました。決して仲が悪くなったとかではありませんが、40過ぎた男同士ならよくある話じゃないかと思います。
2年くらい前に彼が遅ればせながらFacebookに登録したので友達申請をして、その時に近況をやり取りしました。その後お互いFacebookは放置の方針なので、先月までそれが彼との最新の交流でしたね。
それで彼の結婚を知らされたのもFacebookだったのでした。彼の配偶者となった方が、彼の名前をタグ付けして入籍報告したので、彼の友達のニュースフィードにも流れてきたというわけです。それを見た別の友人から、Facebookを開いてみなさいと言われる形で知らされたのでした。
喜びと驚きの中、ひとまず彼にお祝いの言葉をメールで送りまして、程なくありがとう、まだ入籍しただけなんだけどね、という状況と、一緒に住む新居の住所が書かれた返信をもらいました。
さて。
かつては親しかった。今は離れて疎遠になっている。でも親しかった頃自分としては相当世話になっている義理もあるので、ちゃんとしたお祝いはしたい気持ちはある。
ただ、入籍はしたけれど、挙式はするのかしないのか、するならいつ頃なのか、海外挙式とか身内だけとか、はたまた大勢で盛大に行うのかは、この返信では判らない。
一応その点について改めて尋ねてみたのですが、忙しいのかその返事は来ない。それで「手をつけられなかった」わけなのです。
挙式披露宴を元々しなかったり招待されたけれど欠席せざるをえなかった、という友人には事前にお祝いを水引に包んで渡したり郵送したりしたことがあるので、そういう感じでと思ったのですが、今回はするかどうか判らない、そして可能性はほぼゼロに等しいですが招待されるかどうか判らない、という相手なので正しいタイミングが全くわからないのでした。
マナー的な文献をあれこれ見てみたものの、全く同じような境遇というものを見つけることは出来ませんでした。なのでもう、祝いたい気持ちを大事にすること、お祝い事は知ったら早めにすること、という初歩の初歩的な原則のみ考えて、さっさとやっちまえ!ということに今日ようやく落ち着けたのでした。
もしかしたら本当は礼を失する行動だったりするのかもしれませんが、気持ちが伝われば友人も笑って許してくれるはず。踏ん切りがついた今日が偶然にも大安だったということで全て丸く収めてくれるはず!