あのお店がグリーンスタンプから卒業しても、今まで育んできたポイントを無駄になんてしない

いつも書いたら何度も推敲をするのですが、昨日はかなりの泥酔状態で帰宅して、それから書いたものですから、さっき読み返してなんじゃこりゃと驚きました。支離滅裂すぎて、でもあれだけ酔っていて、そこまでの形に書き逃げできている自分にも驚いておりましたが。先ほど応急処置で手直ししましたけれど、最終的にどうすりゃいいのか(笑)。

それとは全く関係ない話ですが、月曜は所用で親の田舎へ帰っておりました。田舎には、こちらには無いローカルチェーンのスーパーがありまして、祖母が健在だった頃から、立ち寄る際に買い物してはポイントカードにポイントが貯まって、というルーティンも築いていたわけです。

もちろん地元スーパーのように頻繁に買うわけではないので微々たる量ではありましたが、それでも理論上5000円くらいのお買い物券になる分くらいは貯まっていたようなのです。

ところが。

そのスーパーは新たに他のスーパーと業務提携をすることになり、ポイントシステムも提携先のものに入れ替わることになったのだそうです。

前回訪れた時に、親がそのことを聞いて、ポイントカードの切り替え発行はしてもらったのだそうですが、問題は旧システムで貯めたポイントの使い方を親もよく理解していなかったので、どう処理すればいいかわからず放置していたこと。

確認してみると旧システムでは、カードにポイントが必要分貯まると、商品券タイプの紙製ポイント券が渡され、そのポイント券3枚で、1000円の値引きをしてもらえるというものだったようです。

ただ、システム切り替え後、周知期間も過ぎたので、今月末で紙製ポイント券での値引きは終了するということになったそうなのです。それをこの月曜に聞いたものだから親は大慌て。これまでに貯まっていたポイント券は全部松山へ持って帰っていたんだということで。なんで田舎にあるスーパーでしか使えないポイント券を田舎の家に置いておかないんだよ!

で、「明日までしか使えないんで買い物しに行くから田舎へ連れてってよ今日空いてるんでしょ」「…いや、行くのはいいんだけど5000円分のポイント券使うために5000円以上の高速代とガソリン代使うの?」「…」という当然の会話を済ませた後、いろいろと調べてみたのでした。

すると、そのスーパーのポイント券というのは「グリーンスタンプ」のポイント券システムを使っていたものだということが判ったのでした。

グリーンスタンプというのは、小売業の販促支援のために作られたポイントサービスです。1960年代からの歴史があり全国各地のチェーンストアが加盟して導入しています。そして、ポイントカードやポイント券での値引きはスーパー独自のものでしたが、ポイント券の価値自体は全国共通のもので、グリーンスタンプのカタログ掲載商品との引き換えに使えるのだということでした。

また、田舎にあるスーパーは加盟店から外れるので、カタログ掲載商品との交換をする際の窓口としての業務も今月末で終わるのですが、郵送やWeb申し込みを利用すれば来月以降でも交換可能ということも判りました。

ということで、無理に高速道路をぶっ飛ばして田舎へ買い物に行かなくても、後日カタログ掲載商品と交換すれば無駄にはならないので安心しろ、ということを説明するのに1日を費やしてしまったのでありました。あほらしー。

で、このグリーンスタンプ。最近は大手のスーパーが独自のポイントシステムを推しているので、昭和の頃よりも目立たないような気がするのですが、小さく地域展開しているようなチェーンだとまだまだ健在です。いろいろと調べると、興味深い情報も出てきました。

共通のカタログ掲載商品との交換の場合、ポイント券はどのお店のものも合わせて使える

つまり今回のように、お店が非加盟店となってしまったり、引っ越してそのお店で買い物出来なくなっても、別のグリーンスタンプ加盟店で獲得したポイント券と合算出来るのです。運良く別の加盟店が見つかれば継続してポイント券を貯めて高額商品と交換できますね。

近くに加盟店が無くなってしまっても、ポイント券はWEBで商品交換の申し込みが出来る

ちょっとだけ手間がかかりますが、マイ・グリーンスタンプというサービスがあって、そこで会員登録をするのです。そして、ポイント移行の専用申込書をプリントアウトして、必要事項を記入し、ポイント券とともに郵送します。するとポイント券はwebポイントに移行されるのですが、そのwebポイントを使用して、webカタログから商品交換ができるようになるのだそうです。

ちなみに会員登録をすると、専用サイトを経由することでネットショッピングサイトでの買い物でマイ・グリーンスタンプのwebポイントを加算できたり、アンケートに答えてwebポイントを獲得したりと、ポイントの上積みもできるようになるそうです。

交換したい商品にポイント券の枚数が足りない場合、JCBギフトカードや三菱UFJニコスギフトカードをポイント券に充当することができる

これは読んで字の如く。1000円のギフトカードがポイント券3枚として使えるのだそうです。レートは良くありませんが、この商品欲しいけどポイント券が数枚足りないし、加盟店が近くにないからもうポイント券を増やせないし、というような場合には有効な手かもしれませんね。

ポイント券には有効期限が無い

無期限とはいえ、グリーンスタンプのシステム自体が終了すれば元も子もないのですが。でも今のところ、昭和の頃に発行された古いポイント券でも問題なく使えるそうなので、例えば潰れちゃったスーパーでもらったグリーンスタンプのポイント券を捨てるに捨てられずまだ持ってる、なんて人は一度チェックしてみてはいかがでしょう。おばあちゃんちの押入れからグリーンスタンプが山ほど出てきた、というようなこともあるかも。それで生活雑貨とかと交換できるかもしれませんよ。

なお、グリーンスタンプと同じようにブルーチップというものも一世を風靡しておりましたが、こちらも同様に、今でも有効なのだそうで。実家に眠ってるかも、と心当たりがあるなら一度探してみる価値ありです。

ついでに。残念ながらロータスクーポンは2014年9月30日に商品交換を終了しているとのこと。

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