あれから5年、なのだそうです。まだ5年、という思いと、もう5年、という思いが入り混じっています。薄れてきてしまっているよなあ、という印象は、その印象自体も日に日に薄まっている感じがしますし、とは言えあの映像を不意に再生されると、足首を掴まれるような生々しい感触が蘇ります。
キリのいい5という数字だけに、なんとなく勝手に区切りをつけてしまおうとする空気が漂っている感じが、わたくしはどうも居心地悪く思えました。「いつまでもうつむいていないで少しづつ前を向いて」ということなら区切りが必要でしょうが、「少しでも力になれることがあれば手を貸すから遠慮なく言ってね」ということに、まだまだ区切りはつけられそうにないはずですから。
とは言え、自分ができることなど限られているわけでして、ここ1年は半分チャリティ目的でやってきた詩の朗読会も休止してしまっているので、去年に引き続きベルマークを送るくらいなのでした。
それも去年に比べるとこんな感じの少なさに。
多い少ないとかではなく継続して支援できるかが重要、だと言い訳のようなことも添えておきますが、多分あれこれと買っているのにマークを見逃してパッケージを捨ててしまったものが多いと思います。今日からはもうちょっと意識して注意深く見ておこうと思います。
先の画像のベルマークは、会社ごとにまとめて小さな袋に分けて入れ、それを一つの封筒にまとめてベルマーク教育助成財団へ送りました。これらが少しでも被災した学校の教育設備のために役立てばいいなあと思います。
ベルマークを被災地の学校へ送る方法については去年の3/11にも書いていますのでご覧下さい。
ベルマーク教育助成財団からのお知らせページにも方法は詳しく載っています。こちらもご覧下さい。