セブンイレブンで買い物をしたら、レジのところにnanacoポイントが失効うんぬんと書かれたPOPがチラッと見えたのでした。後で確かめてみたら今月末で失効するポイントが結構あったので忘れないうちに使うことにします。

nanacoポイントはセブンイレブンやイトーヨーカドーなどでnanacoでのお買い物税抜100円につき１ポイント加算されます。その他セブン＆アイグループ以外でもnanacoが使えるお店はあり、お店によっては付与率が違うところもあるそうです。

そしてそのポイントには有効期限があって、「当年4月から翌年3月までに加算されたポイントは翌々年の3月末まで有効」という決まりなのだそうです。

つまり、今年の3月31日に獲得したポイントは来年の3月31日まで1年間有効。その翌日の4月1日に獲得したポイントだと再来年の3月末までと最長の2年間有効となるわけですね。大雑把に1年間、2年間と正確ではない言い方をしましたが、およその意味は判って頂けると期待して。

年度ごとに3月末で一斉に期限切れとなるシステムを取っているのはちょっと珍しいかなと思います。割と獲得日から1年間有効とか獲得月の翌年同月末まで有効とかいうパターンの方が多いと思うのですが。

でもさっきの例のように1日違うだけで期限が１年近く違うなんて不公平、という意見もあるかと思いますが、失効日が年一回だと先のPOPのように告知も一斉にできるので、すべての有効期限を把握できずいつの間にか失効してたと泣かせるよりは良心的なのかもしれませんね。

さて、それはそうと、貯まったnanacoポイントは、１ポイント＝１円のレートで電子マネーに交換してnanaco残高に充当するというのが主な利用法であります。

ですが。

わたくしはANAマイル収集家。nanacoポイントの別の利用法「提携先ポイントへ交換する」というシステムを利用して、全部ANAマイルにしてしまいます。500ポイント＝250マイルという残酷な価値半減レートではありますが、背に腹は代えられません。

それにしても、提携先って今後増えるのかどうかわかりませんが、現状ではANAマイルか、同じくANAのSKYコインしか選べないというのはどういうことなんでしょうね。セゾンカードの永久不滅ポイントやセディナのわくわくポイントなど、他社からnanacoポイントへの交換はたくさん受け入れているのに。最終的にはnanacoとしてセブン＆アイで買い物して欲しいということなのでしょうか。

で。ANAマイルへの交換手続きは簡単で、nanacoのサイトから会員メニューへログイン。メニューから「ポイント交換申し込み」を選んで「ANAのマイルへ交換」を選びます。規約に同意して、500ポイント以上、500ポイント単位で交換希望ポイントを入力し、ANAマイレージクラブの会員番号を入力するというような手順です。

なんだかんだで期限切れ間近が3000ポイント以上あったので3500ポイントを1750マイルに変換しておきました。ここからマイルとしての期限で３年延命できるのも助かります。

価値的には普通に電子マネーへ交換してnanaco残高へ充当してお買い物に使う方が賢いのかもしれませんが、わたくしとしてはnanacoポイントはあくまでもマイルとして貯められない部分を低レートでも取りこぼさないようにするための受け皿なので、これで良いのだと納得しています。

使い方はどうあれ、せっかく貯まっていたポイントをうっかり忘れて無駄にするのは勿体無い！nanacoをお持ちの方は今月中に一度、ポイントの確認をしておくのをお勧めいたします。