かなり優柔不断な性格なので、決断力が弱くて、いろいろなことを迷ってばかりです。って、会社経営の悩みなのかと思いきや、慶事や弔事の時に頂くカタログギフトが選べない、みたいな話。
まだ申し込んでいないカタログがあるのを思い出して、そろそろ決めないと申込の締め切りが近いんじゃないかと確認したら、まだ数ヶ月は余裕があったんですが、久しぶりにそのページをぱらぱらと捲ってみて、やっぱりサッと決まらないなあと思いながら明け方近くまで読みふけってしまったのでした。あー、時間の無駄遣いだ。
なんとしてもこれが絶対欲しい、という程のものも見つからず、じゃあこの辺が妥当な線かなあと思う品物へ目線を下げると、今度はひとつに絞れないのですよ。まあ、そんな中で昨晩妙に気になったのは腕時計でした。カシオのG-SHOCKです。リサーチすると10000円の価格帯モデル。
それで、掲載の4モデルでも迷ってスペック比較をしたりして、ほぼこれで決まりか、と思った時に、「そういえば、G-SHOCKひとつ持ってるんだよな」ということを思い出すわけです。
それは15年ほど前にアルバイト先を辞めた時、職場のみなさんから記念にと頂いたものでした。辞めた後、海外を旅した時の力強い相棒になってくれた思い入れのある時計でしたが、1年ほど前に電池が切れてアラームも鳴らなくなり、部屋のどこかで行方不明になっていました。
思い出すと放ったらかしにしていることが心苦しくなってきて、カタログギフトはひとまず置いて部屋の中を探しました。多分この辺り、と思った場所で無事に見つけ出せましたが、さて電池をどうしようかと。
貰ったものですが、実は選ぶために一緒に買いに行ったので、買ったお店がどこかは知っています。しかしそこは既に廃業。
電池の交換くらいなら、大抵の時計屋さんでもやってくれるから、頼んでみるかと考えたのですが、その時、このG-SHOCKとともに電池切れのまま放置されていた別のカシオ製腕時計を見て思い出したことがありました。
この手の時計はどこででも電池交換が出来るようで出来ない、と過去にカシオのサポート窓口へ問い合わせた時に言われていたのです。
どういうことかと言いますと、電池の交換は殆どの時計屋さんで出来るのです。ですが、20気圧防水などと謳っているものは、電池交換のために裏蓋を開けてしまうと、防水の性能が万全でなくなるというのです。
その防水性能を損なわないようにしたいのであればメーカーの修理窓口へ送るのが良いとのことでした。もちろんそれなりの技術を持っているお店もあるでしょうけれど、大抵はお店で頼んでもメーカー送りにするとのことでした。メーカーではきちんと交換作業をした後、ちゃんと20気圧防水が出来ているかをテストして返却するのだそうです。
20気圧防水が必要な場所でこの腕時計をつける事が果たしてあるのか?は考えどころでしたが、まあ色々調べてみると、費用も送料含めて4500円程度で収まるようだし、手続きもネットで手軽に申し込めるそうなので、メーカーの引取修理を申し込むことにしました。
ここのリンクから 電池交換>引取受付窓口 と進むと申し込めます。申し込むと、回収キットが送られてきて、それに時計を入れて梱包して送付し、修理が完了したら返送されるという仕組みになっています。修理代金に別途サービス利用料1200円(税別)が必要なのですが、その中に往復送料と梱包材が含まれているのは嬉しいですね。
ただし、この引取修理は対応機種が限られているので、非対象の製品は送付修理/持込修理の方法をとらなければなりません。送付修理の場合は、メールで先に依頼票を入力送信して、自分で梱包して修理受付窓口に発送するというやりかたです。こちらも修理代金の他に返送手数料800円(税別)と往路の送料の負担が必要なので、対応可能な製品なら引取修理のほうが便利でお得ではないでしょうか。窓口がすぐ近くなら持込修理が安上がりで早いと思います。
そんな感じで回収キットが届くのを待っている状態です。そしてこの腕時計の話には別の展開があるのですが、長くなったので今日はここまでにしておきます。
ちなみにわたくし、実は腕時計をつける習慣がありません。そしてアルバイト先からの記念品が何故G-SHOCKになったかというと、「記念品何が欲しい?腕時計とかどうかな」「あー、いいっすね、辞職だけにG-SHOCKとか最高」と駄洒落を言ったせいです。ほんとにありがとうございます。