ようやく観に行けた!オッサン独りで号泣の「映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」

早くも今日で1月が終わり。ほんとに出張先で働き詰めになって、帰ってからは体調崩して寝込んでるだけのような1ヶ月でした。いや、Blog読み返すとそうでもないかな。

さて、1月最終日、なおかつ最後の日曜日である今日は、久しぶりに映画を観に行きました。月末なので金券やポイントの有効期限が切れるものがあるかもと昨晩財布の中をチェックしていた所、シネマサンシャインのポイント有効期限が今日までだったのです。

今日何かを観に行けば有効期限が1年後まで延びるので、何か観たかった映画なかったっけ?と上映スケジュールを確認すると、ありました。観に行くつもりですっかり忘れていましたよ。「映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」

年末封切りの冬休み映画なので、もう上映終了の雰囲気が漂っていて、衣山やエミフルMASAKIでは早い時間に2回ほど上映しているだけでした。なのでわざわざ午後の上映枠があった重信まで出掛けましたよ。

当然の事ながら劇場内は小さなお子さんを連れた家族連ればかり。券を買うのも何名様と訊かれて大人1名と告げると、なんともいえないちょっとした間が空いてしまうような感じでしたが、邪魔にならないよう隅っこの席にそそくさと座って上映を待ちました。

中年のオッサン独りで観る映画版妖怪ウォッチは昨年の第1作「誕生の秘密だニャン!」に続き2度目ですが、まあほんと、前回に続き独りで観に行ってよかったですよ。妖怪ウォッチでウルウル涙流すオッサンの姿など誰にも見せたくありません。

前作の超大作ムービーと違って、今回の「エンマ大王と5つの物語だニャン!」はその名の通り、5つの短編からなるオムニバス形式の作品でした。これってやっぱり小さい子供には長編をじっと見せるのが大変だからかなあと思ったのですが、いやいや、結果的に最後の話で全てが繋がる伏線モリモリな作品でしたよ。こういうパターンの映画や芝居って結構好きなので、一本取られた感がありましたね。

その分1〜4本目のショートストーリーはそれぞれが少し軽めでほんのちょっと物足りない感じもしたのですが、テンポよく展開していくのはTVアニメ版同様で、時間があっという間に感じられました。それぞれがバラバラの展開で、主役のキャラクターも替わるので飽きない作りですね。

なによりわたくしは2本目のジバニャンがエミちゃんと再会する話が好きでした。いやもう大人になったエミちゃんが登場する時点で、なんとなく展開を予想して、なんせ子供向けなんだからハッピーエンドにして欲しいと思いながら観て、そして結果的に想像以上の綺麗な話にまとめられていて、声を押し殺しながら号泣しておりました。

だって未だに、ジバニャンがジバニャンとなってしまった話を描いた第25話は、何度見返しても泣けますもん。つまりはあの話の続きの未来の話で、大人になったエミちゃんがジバニャンを抱きしめるシーンはもう、ほんとに、これ書きながら思い出して、今も目頭が熱くなるという。泣くなオッサン。

妖怪ウォッチって割と大人向けのシュールな笑いが盛り込まれていて、そこが好きなのですけれど、当然の事ながら子供に向けては、夢を描くことや、友達を大切にすること、諦めずにやり抜くこと、などのメッセージがきちんと織り込まれているところも好きですね。そして大人も子供も楽しませることをとても緻密に計算して組み立てているのには、本当に尊敬の念を抱きます。

ま、実際に自分に我が子が妖怪ウォッチにハマっていたら、とんでもない出費を強いられる憎き家計キラーなんでしょうけどね(笑)。

そしてなんと既に、今年の年末には映画作品第3弾が公開されることが決まっているそうなので、今年もキャラクターグッズやタイアップ商品をほんの少し買って、ささやかながら支援しようと思います。

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