そんなに期待してなかったけど、福山と言えばここ!と教わって訪ねてみた「鞆の浦」

昨日の続きで大晦日のぶらぶら観光についての話です。福山城から駅に戻って南口へとコンコースを通りながら、やっぱり福山市内でどこか行ける所をとポスターやパンフレットをチラチラと見ていると、よく名前が挙がっているのが「鞆の浦」でした。

そういえば前夜に飲み屋さんで居合わせた地元の方も、福山観光なら鞆の浦でしょうと言っていたような。でもその時は、風景が綺麗な海辺の古い街並というような説明だったので、「ふーん。そういう系かー。どっちでもいいかなー」と思って聞き流していたのです。

しかし、やっぱり昼間に動ける日でないと、そういう所へ行く意味が無いよなあと、ポスターを見て思い直しました。昨日も書きましたが、例えば岡山へ行って買い物なんてのは日が暮れてからでも楽しめるのですが、海辺の景色はこの日を逃すと見られないわけですからね。

それで、ぱぱっと調べて、駅前のバスターミナル5番乗り場からのバスに乗れば30分くらいで行けることも判り、ちょうどあと5分もすれば発車するというタイミングだったので、勢いに任せて行ってみることにしました。そして出掛けに要らないかなと思いながらもバッグに入れた広島の交通系電子マネーPASPYがここでも役に立つとは思いませんでした。

終点の鞆港バス停まで乗れば古い街並までほんのちょっとの距離だとのことでしたが、その手前の鞆の浦バス停で降りれば50円くらい運賃が安いと運転手さんが教えてくれたので、鞆の浦で降りました。海沿いの道を5分もかからないくらいの距離の違いだったので、荷物が少なければ手前の鞆の浦で下りて潮風散歩をするのが良いと思います。または、山のほうに入っていって、お寺が多い界隈を散歩しながら海に近づいていくのも良いかも。

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今ではこの鞆の浦という呼び名が、界隈の街全体のことを指すような使われ方をしていますが、厳密に言うと鞆地区の入り江のことなので、この辺の海のことなのかなと思います。画像の中心あたりに小さく映っているのが、江戸時代からのものが残っているという常夜灯です。地元の方は「とうろどう」と呼ぶそう。

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こういう灯台的タワー的なものは好きなので、近くまで行ってみました。それまでの道のりですが、これは通っていいのかちょっと考えてしまうような路地。

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土蔵のような古い建物が並ぶ石畳の小径。

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そして思いっきり逆光の常夜灯。

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露出やらあれこれ加工してみたら格好良い姿になりましたね。

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そしてやっぱり大晦日なので、資料館的なものは休館日なのでありました。外から見るだけで我慢しましょう。

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と言うかいつかまた機会を作って行きましょうかね。

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