鞆の浦へ行ったならここへも立ち寄ってのんびり景色を眺めたい。福禅寺の中にある対潮楼

昨日の続きと言うか大晦日のぶらぶら観光・鞆の浦編の続きです。鞆の浦の常夜灯近辺をウロウロした後は、ちょっと高台に上ってみました。

石段を登りきったそこは鞆の浦歴史民俗資料館が建つ場所だったのですが、こちらも大晦日ということで、残念ながら中に入ることはできませんでした。しかしそこからの眺めは瓦屋根の街並が海辺に小さく集まった、古風で長閑な良い眺めでした。カメラには上手におさめられませんでしたが。

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そしてそこからまた少し歩くと、福禅寺というお寺に辿り着きました。ガイドマップによると、ここには対潮楼という建物があるということで立ち寄ってみたのですが、ここは運良く大晦日であっても開館しているようだったので、入場料200円を払って中へ入ってみました。

空也が創建したお寺で、対潮楼はその本堂に隣接する客殿だとのことで、江戸時代の朝鮮通信使のための迎賓館として使われたりもしていたそうです。ここからの眺めは鞆の浦の弁天島や仙酔島などが綺麗に見えるように(説によると一年の太陽の動きなどを計算して)設計されています。そしてその客殿の窓枠を額縁に見立てて写真を撮ると良いとのことなので試してみました。

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こ、こういう感じでよろしいのでしょうかね?まあ確かに東洋的絵画のような美しさはありますね。この窓の上にかかっている「日東第一形勝」という言葉は、朝鮮通信使の李邦彦という人がここからの眺めを賞賛した言葉で日本一の景勝地というような意味だそうです。

窓枠一つ分ではなくもう少し引いたところから撮ってみるとこんな感じの眺めになります。入る時に少し小雨が降り出した空模様だったのが惜しいところなのですが、それでも島の形とかが美しくて、心穏やかになる眺めだなあと思いました。

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鞆の浦へお出掛けになるときは対潮楼へも是非。

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