何とか無事に福山入りしました。体調は、どうでしょうね。疲れは感じますし、喉の不快感や鼻水や痰などの症状も少しありますけれど、想像していたよりはずっと軽く治まっている感じです。このまま回復といきたいところ。
レンタカーを借りて、得意先事務所へ向かおうとしたあたりから雨が降り始め、石手川ダムのさらに上流をくねくねと進む国道317号線はノロノロ運転の車が連なり、しまなみ海道へ入っても、慎重なスピードの車が片側一車線の道を塞ぐので、予定より30分も遅い到着となりましたが、まあ必要以上に急ぐよりは安全運転を取るべきですからイライラしてもいけませんね。
まあ何より、カーステで先日の武道館以来ちゃんと聴くフラカンを流しながらのドライブは、疲れるよりも楽しかったのです。元少年の歌も終わらないツアーも魂を揺さぶられる曲だなあと感慨にふけっているうちに広島県に突入ですよ。
そういえば、しまなみ海道を走っている途中で、ちょっと不思議なことがありました。たぶんカーナビのバグだと思うのですが。
しまなみ海道は途中の多々羅大橋で、愛媛県と広島県の県境を越えることになっています。橋の真ん中辺りで丁度県境が横切っているのは地図を見ればお分かりになるかと思います。その時、カーナビも「広島県に入りました」とアナウンスしてくれるんですよね。
しかし、それを聞いて多々羅大橋を通り過ぎ、広島県の生口島を走り抜けて、次は生口島と因島を結ぶ生口橋を渡っているその時なんですよ。
「愛媛県に入りました」
えっ?
「広島県に入りました」
ん?
と本当に数秒のことなんですが、一度愛媛県に戻って、再び広島県に入り直した、というようなルート案内がされたわけです。何だ今のは?と思って、そのままずっと気になっていたのですが、ホテルに着いてから色々検索してみても、生口橋に県境が通っているというような話を釣り上げる事はできませんでした。
改めて地図を見てみても、まあグーグルマップにもiOSのマップにも県境は示されていないのですが、生口橋の架かっている生口島と因島のすぐ南には、愛媛県の上島町である岩城島や生名島があります。もしかしたらこれらの島の間に走る県境が、楔形のように橋の上まで延びているのかもしれませんねえ。
単なるカーナビデータやGPSのバグのような気もしますが、そんなことでいちいちアドレナリン噴出させられる自分がなんともおめでたい奴だなあと思うばかりです。
では明日からの出張先での仕事が万事上手くいきますように願って、鋭気を養うために寝ます。おやすみダーリン(←誰?)。
私も、全く同じ事が不思議に思い、現在、調査中です…(^^;)
広島県人さま
コメントありがとうございます。丸一年以上前になる福山出張への道中で気になって書いたものの、本人はすっかり忘れてしまっていました。あれを体験したのが自分だけではない、ということになんだか安心感のようなものを覚えます。
さて、わたくしも再び気になって今週あれこれと調べてみたのですが、どうにも橋の上を県境が通っているという証拠は掴めず。現状では近くの弓削島との間に走る県境をGPSの誤差で捕まえたと考えるのが有力かなと思いますが実際はどうなんでしょうね。もしも調査なさって面白い結果が見つかったなら、是非教えてください。