ついに念願の聖地を訪ねる!とっても楽しくて太っ腹の工場見学@キリンビール横浜工場

昨夜のフラカン日本武道館から一夜明けて興奮覚めやらない中、今日は旅先で休日を過ごせる折角の機会という事で、昼間っからビールを飲んで参りました。イエーイ!それもちょっと特別なところで。

今回の武道館遠征ツアー。どこに泊まろうかと考えていたところ、横浜近郊に住む友達が家に泊まらせてやると言ってくれたので、厚意に甘える事にしました。その友達とも会うのは久しぶりだったので、翌日はどこか近場で一緒に観光しようかという話になって、それならばと用意してくれたプランが、キリンビール横浜工場の工場見学でした。

横浜から京急線で品川方面へ数駅先の、生麦駅から徒歩数分のところに工場はあります。見学ツアーはWebで簡単に予約ができますが、なんと見学の料金は無料なのです。それなのに、工場で作り立てのビールの試飲が出来るというではありませんか。何じゃそれ!行く行く!絶対行く!と話を聞いて即決で友達に予約をお願いしました。

見学の内容は時によって少し変わったり、時期によって別のコースが用意されていることもあるようです。今回は一番搾りの美味しさの秘密を探るツアーということでした。一番搾りは好きな銘柄ですので期待大で工場へ向かいました。

見学は50分くらいの内容でした。ビデオを使ったり実物を見たりしながら、ビールの製造工程についての説明を受けます。麦芽とは何か、とかホップの実物はこういうもの、とか、知ってるようで意外と知らないことを解りやすくガイドさんが教えて下さいます。

特に面白かったのが、麦芽を砕いて煮込んで「もろみ」を作り、それを濾過して出てくる「麦汁」を実際に味見させて下さったコーナー。

一番搾りはその名の通り、濾過して最初に出てきた「一番搾り麦汁」のみを使用しているのですが、それまでのビールは、一番搾り麦汁を取った後のもろみに、さらにお湯を加えて再度「二番搾り麦汁」を取り、その2つの麦汁を混ぜて使用するものばかりだったそうです。

で、ここではその「一番搾り麦汁」と「二番搾り麦汁」を用意してくれて、実際に飲み比べたのですが、麦汁だけでも味がこんなに違うのだということがはっきり判って驚きました。一番搾り麦汁のほうが味わいも濃く深くてまろやかで甘いのです。これはほんとに、是非実際に試して違いを実感してもらいたいなと思います。画像左が一番搾り麦汁、右が二番搾り麦汁です。

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それから発酵の話やパッケージングの話、缶や瓶の軽量化の工夫や環境への配慮などといった説明も聞いて、お待ちかねの試飲タイムです。

もちろん、車で来られた方やビールがそれほど得意でない方、未成年の方にはノンアルコールビールやソフトドリンクも用意してありますのでご心配無く。でもビールクズ民はちゃんと電車で行きますよね♡

その試飲タイムは、見学が終わった後の約20分くらいの時間を、試飲スペース内で、お一人様3杯まで飲むことができるというルールで提供して下さいます。スタッフの方が丁寧にサーバーで注いでくれますし、ちょっとしたおつまみも下さいます。

今日飲めるビールは、現在展開されている工場ごとのオリジナル一番搾りシリーズの「横浜づくり」。そして通常の一番搾り、贈答用などに流通している一番搾りプレミアム、それと一番搾りスタウト(黒)の4種類でした。

この中から、1杯目は「横浜づくり」を提供して下さいました。

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もちろんいつものように一口飲んでからBlogの事を思い出して慌てて写真を撮っていますね。

そして2杯目以降は先の4種の中からお好きなものをどうぞということで、迷わず珍しい一番搾りプレミアムを。友達は通常の一番搾りをお願いしました。一番搾りプレミアムは一番搾り麦汁を低温でさらに丁寧に搾って作ったとの事で、飲み比べてみると通常のものよりさらに苦みや雑味が少なく感じられました。

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残り時間も少なくなりましたが、3杯いけるとの事なので貧乏ったらしくもおかわりを。残るはスタウトですが、ちょっと残念なことに、こちらは缶での提供でした。でも注ぎ方の上手なスタッフさんに丁寧に注いでいただいて、まろやかでクリーミーな泡を楽しめました。

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これだけ楽しませてくれて無料だなんて、これからも一番搾りを愛さずにはいられないでありませんか。ビール好きなみなさんは、この穴場観光スポットであるビールの聖地へゴーですよ!

「ついに念願の聖地を訪ねる!とっても楽しくて太っ腹の工場見学@キリンビール横浜工場」への2件のフィードバック

  1. アサヒビール西条工場見学には、何度も行きましたが、キリンビール工場はまだ行けてません。近くにないもんで・・・
    いいなぁ~~~

    明日、冬至用?例のパンプキンビールが、なぜか目立つところに並んでいた、宇和島市の某スーパー?そっか、ビールでもOK、ていうわけではないんだけど。。。まっ、いっか~

    1. くさっきー様

      コメントありがとうございます。そうなんですよね、愛媛ならアサヒビール西条工場があるのでそちらへ行かれたという方の話はよく聞きますが、逆にわたくしはそちらを訪れた事がありません。

      工場というと少々離れた交通の便が悪い土地というイメージもありますが、キリンビール横浜工場は電車の駅からも遠くないので気軽に行くことが出来ますよ。東京横浜方面へお出掛けになった際に、スケジュールが許されれば是非どうぞ。

      そうですね、明日は冬至。この前例のパンプキンか?!と手に取ってみたものの、クラフトセレクトシリーズではないパンプキン発泡酒だったので、そっと棚に戻してしまいました。冬至記念セールで在庫放出してくれる粋なお店が松山にあることを願っております。

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