見るのも演るのも初めて同士の日本武道館!フラカンと生きててよかった素晴らしい一夜

生きててよかった、とこんなに思う日が未だかつてあったでしょうか!今日は東京に来ております。九段下の駅を下りて坂道を人の流れ追い越して、日本武道館へと初めて参りました。最愛のバンド、フラワーカンパニーズの勇姿を観る為に!

「フラカンの日本武道館〜生きててよかった、そんな夜はココだ!〜」と題された今夜の公演。フラカンの皆さんも考えてもいなかったという、前売券、当日券とも全てソールドアウトという快挙を成し遂げた、けれども普段のライヴと特に変わらない雰囲気のいいライヴでした。

いや、多少は演出の工夫も凝らしていたし、最近はあまりやらない懐かしい曲等も含めて3時間くらいたっぷり演ってくれたというスペシャルな部分もありましたが、ちょっと大きなステージでちょっと多めのお客さんの前でという違いはあるものの、いつものフラカンだなあという印象が強かったのでした。

アリーナの中央左寄りで、ステージ中央に目を向けると視界に録画機材のブースが入り込むという、ファンクラブ先行にしてはもう一踏ん張りしたかった席ではありましたが、トータルで考えると、音の聞こえ方も綺麗で、まあまあ良席だったかなと思います。

そういう場所で、「武道館で演ってくれたらいなあ、これを聴けたら最高だよなあ」と思っていた「夢の列車」を聴けただけでも幸せでした。この曲はわたくしがフラカンに惚れた曲でもあるので思い入れは特別なのです。これは、今回の公演をDVD化したものが3月にリリースされることが決定したそうなので、国民一人一人に是非、聴いて鳥肌を立てていただきたいものです。

それから、もう一曲、「これはまさか武道館ではやらないだろう」と思っていた大好きな曲、「吐きたくなるほど愛されたい」を演ってくれたのにも号泣しました。だってこれ自殺未遂でも死に切れないというような曲ですよ。逆説的に生きる力は湧いてきますけど。これはこんな華やかな晴れ舞台ではやらないかなあと思っていたのですが、意表を突いて歌ってくれたのでとても嬉しかったです。頭の中真っ白になって年甲斐も無く飛び跳ねました。

生きててよかったの集い、というサブタイトルは、「深夜高速」という曲のサビから取られていますが(もちろんこの曲も歌ってくれました)、この名の通り本当に、生きててよかったと思える一夜でした。

懐かしい曲を歌ってくれる時、「ああこの曲なんて、全然売れなくなってファンも減って、サロンキティで観客50人くらいの中で歌ってくれたよなあ、その時からすれば、こんなに多くの人がリズムに合わせて拳を上げているなんて考えられもしなかったなあ」と感慨にふけっては涙をこぼしてしまいました。そんな感じで半分くらいの曲では泣きながら半狂乱で一緒に歌って楽しんだのでした。

今日のステージ上で、来年は47都道府県を全て回るツアーをすると発表した彼ら。松山公演は来年12月とだいぶ先ではありますが、今から楽しみです。武道館ロスになんかなりませんよ。これからも彼らの歌とともに生きていきます。

今日は興奮して整った文章になりません!ではおやすみなさい!

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