セブンイレブンでの支払いお作法!店員さんもあまり知らないQUICPay(nanaco)でマイル三重取りやで

今日のお昼ご飯はセブンイレブンのおにぎり。得意先事務所へ向かう途中で購入しました。そこでいつものように(自分としては当たり前の流れで)レジにて電子マネーQUICPayでの支払いでと告げてカードをかざしました。そしてレシートを渡されながら店員さんに、「あのぅ、そのカードって、QUICPayが使えるんですか??」と尋ねられたのであります。おっ、気づかれたか。では説明しよう!

ということで、得意げに店員さんに説明をしたわけなのですが、一体何かと言いますと、QUICPayはQUICPayでもQUICPay(nanaco)というものなのです。と言ったところでQUICPayから話を始めなければならないような気もしますが、やっぱりそうなのでしょうか…。

QUICPayというのは、クレジットカード会社のJCBが先導して普及に努めております電子マネーです。現在、日本に電子マネーは数多くの種類がありますが、その電子マネーと現金を交換する仕組みで大きく2つに分けられます。ひとつはSuicaやnanacoやwaonのように、あらかじめ現金でチャージをする必要があるプリペイド型。もう一つはPitapaやiDのようにチャージが不要で、使ったぶんを後日請求されるポストペイ型です。QUICPayはポストペイ型で、主にJCBのクレジットカードの利用額と合わせて請求されます。なので基本的にはクレジットカードに入会してから利用できるようになります。

QUICPayを利用するには別途申し込みが必要ですが、いわゆるおサイフケータイの形で利用する方法と、専用カードを発行してもらう方法があります。わたくしはおサイフケータイ対応端末を所有したことがありませんので、専用カードタイプで利用しています。こんなカードです。

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で、ここからが本題。話を遡って、今日セブンイレブンの店員さんに尋ねられたカードはこれです。

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あれ?これって普通のnanacoカードじゃないの?と思われた方が殆どだと思います。店員さんもそうだったので、不思議に思って声をかけて下さったのです。ではこのカードの裏面を見てみましょう。

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小さいですがQUICPayのロゴが印刷されていますね。これがあるnanacoカードは、1枚でnanacoでの支払とQUICPay(nanaco)での支払の両方に対応できるのであります。あらかじめチャージしておいたお金でnanacoとして支払いが出来ますし、チャージ残高が少ない場合はQUICPay(nanaco)として支払って後日請求という形にも出来ます。好きな支払方法をレジで指定してこのカードをかざせばOKです。ただし、QUICPay(nanaco)としての使用をしたい場合には、対応するクレジットカードを持ち、事前の申し込みが必要ではありますが。

で、それが何のメリットがあるのかということですが、まず単純に、1枚で2役なので財布の中のカードが1枚減るということがあります。わたくしは先のQUICPay専用カードを最近は持ち歩かなくなりました。尤も、普段nanacoモバイルアプリを使われている方には、QUICPay(nanaco)はnanacoカードでしか対応しない機能ですので、皮肉にもカードが1枚増えちゃうことになってしまいますが。

それより何より一番のメリットは、QUICPay(nanaco)で支払うと、クレジットカードのポイントとnanacoポイントが二重取りできるようになるということです。セブンイレブンでのnanaco支払の場合は100円につき1nanacoポイントが付与されますので、1000円の買い物をすると10ポイントをゲットできます。これをQUICPay(nanaco)での支払にすると、レートは200円で1ポイントになってしまうので5nanacoポイントしかゲットできませんが、紐付けしたクレジットカードのポイントを1000円利用分だけ同時に獲得できるのです。

わたくしの場合は、クレジットカードがANA JCBカードなので、JCBのOkiDokiポイントが1ポイント。でもそれが即ち10ANAマイルの価値となります。5nanacoポイントのほうも、貯めて後にマイルに変換すれば2.5ANAマイルの価値になりますので、一度の買い物で合計12.5マイル。10nanacoポイント=5ANAマイルしか得られないnanaco払いよりは効率的にマイルを貯められますね。

しかも嬉しいことに、時々見かけるnanacoボーナスポイントの対象商品をQUICPay(nanaco)のほうで購入しても、ちゃんとボーナスポイントは貯まるのだそうです(一部対象外もあるそうですが)。50nanacoポイントボーナスなんて商品もありますので、それだけでも25マイルの価値。しかも、ANA JCBカードの場合、セブンイレブンがANAカードマイルプラスの加盟店なので、OkiDokiポイントの他に直接マイル口座のほうへも5マイル貯まるという太っ腹ぶりです。何これ、ポイント2重取りどころか実質マイル3重取りになるじゃないですか。もうこれはnanaco払いしてる場合じゃないですね。セブンイレブンではQUICPay(nanaco)で支払わなければ。

ところで、そんな素敵なQUICPay(nanaco)なのですが、今日の店員さんも仰るように、それで支払う人を今まで見たことがなかったというくらい、知る人ぞ知る存在なのですよ。なので、セブンカードサービスさんも、会員拡大のキャンペーンを打つのも勿論なのですが、是非とも先ず、セブンイレブンの店員さんにQUICPay(nanaco)の周知を徹底して頂きたく思います。

だって見た目は通常のnanacoカードなのですからね。わたくし何度も、レジで「QUICPayで」と言っているのにカードを見て「お客様、それ、nanacoカードです。カード間違ってますよ!」と言う店員さんに遭遇しているのです。なのでQUICPay(nanaco)で支払う時は、まるで悪いことでもしているかのように、カードを手で覆い隠したり裏を向けたりしているのであります…。

だから、例えばQUICPay(nanaco)対応のカードはデザインを変えるとかしてくれたらいいんじゃないかなあ、などと妄想していたら、こんなのを見つけました。ANA JCBカード会員限定の、キーホルダー型QUICPay(nanaco)!翼の形でカッコイイ!なにこれ欲しい!

これなら店員さんに「それnanacoカードですよ!」と言われる問題もあっさり解決ですな。早速申し込んでみようと思います。

「セブンイレブンでの支払いお作法!店員さんもあまり知らないQUICPay(nanaco)でマイル三重取りやで」への5件のフィードバック

  1. すみません。
    教えてください。
    ANAのJCBカードを作り、さらにキーホルダー型のクイックペイナナコを作ったのですが、カードやナナコ払いでなく、クイックペイで払うのが、一番お得ということですか?

    セブンイレブンの商品に付いてるポイントボーナスもクイックペイで支払っても、貰えるんですか?

    1. イシケン様

      コメントありがとうございます。ANA JCBカード、キーホルダー型のクイックペイナナコ、ということはわたくしが使っているものと同じですね。それでクイックペイで払うのが一番お得か、というお尋ねですけれど、JCBのOkiDokiポイントもnanacoポイントも全てANAマイルに交換するという前提で、セブンイレブンでの買い物に限って言えば、そうだと思います。

      nanacoで支払えば支払額に応じてnanacoポイントがもらえます。税別100円につき1nanacoポイントが加算されます。

      ANA JCBカードでクレジット決済をした場合は(他店利用も含め月間の決済総額)1000円につき1OkiDokiポイントがもらえます。それとセブンイレブンがANAカードマイルプラス加盟店なので税込200円につき1ANAマイルももらえます。

      ANA QUICPay+nanacoの場合は上記のANA JCBカード決済でもらえるOkiDokiポイント、ANAマイルに加えてnanacoポイントも加算されるというシステムになっています。ただし、nanacoポイントについては、税別200円につき1nanacoポイントの加算となります。ここがnanacoで支払った場合に比べ約半分になってしまうという違いがあるのですが、nanaco払いだとOkidokiポイント、ANAマイルの獲得はできません。

      以上のような理由でANA QUICPay+nanacoが一番ANAマイルを貯められるということになります。もしnanacoポイントをマイルにせず電子マネーとして使うとかOkiDokiポイントを5マイルコースで移行するとかだと、お得さは違ってくると思います。

      それからボーナスポイントですが、これは加算されるものと加算されないものがあります。どれが?と聞かれたとしても、これはわたくしにも判りません。わたくしも対象商品の店頭POPやウェブサイトなどで都度確認しています。

      1年以上前に書いた記事なので、ポイントの加算基準が変わっていないか再度調べてみたのですが、わたくしが勘違いしていなければ以上がお答えです。なお、返信しながら思いついた注意点も書いておきますね。

      ①ANA QUICPay+nanacoの他に単なるQUICPayも存在しますが、こちらではnanacoポイントの付与はありません。
      ②ANA QUICPay+nanaco支払いでのnanacoポイントは1か月分がまとめて加算されるので、すぐマイルに交換したい時とかに困る場合があります。
      ③税抜100円以上200円未満の買い物の場合は、考え方にもよりますがnanaco支払いの方がお得かもしれません。
      ④キャンペーンやレートの変更などもあるので、JCB、QUICPay、nanacoなどの公式サイトで情報を確認してください。blogの情報は古くなっている場合もあるので日付を必ずチェックしてくださいね。

      1. ANAのキーホルダー型のクイックペイnanacoでクイックペイで支払いをしているのですが、nanacoポイントが全く溜まっている様子がありません。nanacoポイントが反映されるのがおそいだけでしょうか。それとも、キーホルダーのほうでは、実はnanacoポイントはたまらないのでしょうか。

        1. yadako様

          コメントありがとうございます。ご質問の件、まずこの場合のnanacoポイントは「前月16日~当月15日の獲得分をまとめて翌月5日に付与」という規定になっています。ですので例えば今日7月4日に利用した分については8月5日に付与されるということになります。

          nanacoポイントが付与されているかはnanacoの公式サイトから会員メニューへログインすれば調べられます。キーホルダーに刻印されているnanaco番号16桁と下の7桁の数字が必要です。
          http://www.nanaco-net.jp

          加算される場合はセンター預かり分として加算されるので、ポイントを使用なさりたい場合はセブンイレブンのレジやセブン銀行のATMなどで残高照会をすることで利用できるようになります。

          わたくしも同じくキーホルダー型のANA QUICPay+nanacoを使っていますがnanacoポイントは付与されていますよ。もし規定の日にも付いていないようでしたらnanacoお問い合わせセンターへ電話で問い合わせるのが確実かと思います。

          1. あ、ひとつ大事なことが抜けていました。ANA QUICPay+nanacoのQUICPay支払いでnanacoポイントも加算されるのはセブンイレブンだけですよ。他のQUICPay加盟店では加算はありません。ご存知かと思いますが説明も分かりにくいので念のため。

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