3連続飲み会の第2夜と第3夜を、内蔵の悲鳴を聞きつつ楽しんだ。

3連続飲み会を終えて帰還しました。もう今週はこれでストップ、としたいところ。いくらなんでもさすがに身体が悲鳴を上げてしまいます。でもやっぱり、お誘いには乗っておいてよかったです。かけがえのない楽しい時間となりましたから。

2日目の昨夜は、題してフラカン飲み会でした。10月30日に松山市内のW-studio REDというライヴハウスでのフラワーカンパニーズライヴを観に行ったのですが、その時に整理番号の前後の方々とふとしたきっかけで飲みましょうということになり、11月に飲み会を開催して今回が2度目の集まりということだったのです。

2月26日の記事にもあるとおり、フラカンは間もなく日本武道館公演を行うのですが、わたくしも(出張間際だというのに)当然観に行きますし、その飲み会メンバーも当然行く予定にしているので、先行予約したチケットが届いたらまた飲みましょうという約束をしていたのですね。

10月のライヴの時まで知らない人同士だったのに、こんな風にフラカンの話を肴にお酒が飲めるなんて不思議なものです。というか、ずっと20年近く応援してきて、こんな風にファンの人と仲良くなることが初めてなので、ものすごく嬉しいのです。

武道館も予約した当時は一人で行って一人で観て一人で感慨にふけって一人で帰るつもりだったのですが、こうして決起集会のような飲み会もして、グッズの情報交換もして。会場では待ち時間に話したり、終わってからも興奮を言葉にしたり、一緒に飲んで語ったりできるようになったというわけで。何やら非常に画期的なことになったぞと、「それもまた楽し」な気分になっております。

そして3日目の今日は、東京からの客人というか以前非常にお世話になった恩人が、久々に松山へ仕事で行くから飲もうと言って下さいましての差し飲みでした。

2006年に東京の劇団旅藝人の方々が「正岡子規物語 糸瓜咲て」という作品を松山で公演するためにいらっしゃったのですが、その時ある人の推薦により松山での雑用をお手伝いしました。その際の裏方を取り仕切るプロデューサーのような方が今日のお酒の相手、つまり恩人である方です。

そのお手伝いをした際は、様々なことを勉強させてもらったし、良い経験を積ませてもらいました。一般公演だけでなく授業の一環としての学校公演もあったので、普段あまり行けないところにも行かせてもらいましたし、東京での公演も見せて頂きました。そういえばワンシーンだけ、その他の俳人役として出演させてももらいましたね。今まですっかり忘れていましたが。

その公演が終わった後も、たまに連絡を下さったり、こちらが用事で東京へ行くときに時間が許せば訪ねたりして、交流は続いています。向こうから連絡があるときは、良い意味での「悪だくみ」を聞かせてくれるので刺激になります。今夜も例に漏れず、いろいろ企んでいらっしゃいました。

あの当時は自分としては、至らないところばかりで、あまり役に立てなかったなという思いが強いのですけれど、それなのに未だに気にかけてもらえるのは本当に有難い限りです。話していて元気もたくさん貰えました。

ただ、あの時の演劇公演で主役の正岡子規役をなさっていた俳優さんが昨年亡くなったという悲しい知らせも聞きました。その俳優さんにもよくして頂いたし、まだまだお元気そうだったので、信じたくはない話でした。もう一度お会いしたかったし、何よりもう一度舞台に立たれる姿を見たかったのに、残念でなりません。でも、亡くなる前後の役者らしいエピソードを聞かされると、ザカさんらしいやと少し笑いもこみ上げてきました。

そんな感じで内蔵に負担をかけつつも、周りの人に暖かく支えられて今の自分があるんだなあと再認識した3日間でした。

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