ちょっと旬を逃したが、これまでのモルツと新しいザ・モルツを飲み比べたよ

昨日の「第二の皮膚」を見に来てくれた友人が会うなり即「ちょっと太った?」と声をかけて下さり、「ええ、まあ、ビール飲んだくれているので」と返すと「まああんなにBlogでビールの事書いてるもんねえ」と突き刺して下さったので…。今日はネタに困ったのでビールネタですよー。懲りないですね。

時期的には旬も過ぎて今更なんですが、サントリーのモルツがザ・モルツとリニューアルされましたね。その新しいザ・モルツは既に1、2回は飲んでいるんですが、記事にしなかったのは何故かと言うと、飲み比べをしたかったからなのです。

リニューアルするぞというニュースを聞いてしばらくして、知り合いから「旧版のモルツって好きでしたっけ?」と尋ねられ、「うん。プレミアムモルツより好きかも」と答えていたら、廃盤寸前で処分価格になったのを見つけたので買ったら少し分けてあげるからと有難いことを言ってくれましてね。

その旧モルツが届く前に新モルツを飲んで、ふーんこんな感じかと一旦味わってしまったら、旧モルツが届いてからは他のビールに目が移って新モルツを買うタイミングを失ってしまったのでした。で、やっと今日実現。

なんですが順序的に旧→新といきたいところ冷えの問題で新モルツから飲む羽目になってしまいましたが、まあいいでしょう。

ではリニューアルした「ザ・モルツ」から。

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色は少し濃くなっているのかなあ…なにしろ旧モルツって「スムースすぎて麦水」っていうイメージしかないから…。

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一口飲んでまず感じたのは、味が濃厚だということ。”UMAMI”なんてキャッチフレーズが缶に書かれていますが、本当にその通り、麦の旨味が凝縮されているような美味しさが感じられました。それ以外にもなんというかクリアな味という感じがします。無駄な物が何もない感じ。それから適度に心地よい苦みもある。

実はあんまり期待していなかったのですが、改めて頭を働かせながら飲んでみると、これ結構好みの味に近いビールだと思いました。レギュラー価格帯だと、するりすっきりで味わいもあるキリン一番搾りと深みと適度な苦みがあるサッポロ黒ラベルとも違う位置づけの味で出してくれているので、気分や料理に合わせての選択肢が広がるという意味でも歓迎したいリニューアルだなあと思いました。

さて。それでは適温まで冷えてくれたので旧モルツを飲み比べてみましょう。

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あれ、色は大して変わらないようですね。気のせいだったか。

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新モルツの後に飲んでみた旧モルツですけど、あくまでも比較対象として、味が薄い!アルコール度のキツさだけが口に刺さる!麦の味より雑味のほうが感じられる!というような散々な印象に終わりました。いや、わたくし確かに昔は、モルツ好きだったんですけどねー。

でも、プレミアムモルツが出て、当初はすごく美味しいビールという印象があったのに、知らぬ間に味がシフトチェンジしたのかドライ系の方向へ行ったように感じてあまり好きではなくなった、ということがあったのですが(なのでその当時はプレミアムより並モルツ!と友人らと話していました)、その後で同じようにモルツも味を変えていたのかもしれません。

そこは不確かなのでなんとも言えませんが、久々に飲んだ旧モルツは、プレミアムより美味いよと言っていた頃のモルツではないんじゃないかなあと想像しています。

そういう感想なので、缶のデザインを除いて今回のモルツリニューアルは全面支持!というのがわたくしの個人的な評価です。だからって調子に乗って飲み過ぎるんじゃないぞと自分に戒め。

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