昨日に引き続いて今日はダンスライブ「第二の皮膚」の第2弾となる荒屋敷ver.での公演でした。ご予約頂いた方の他にも当日券でのご観覧の方も多くいらっしゃって、予想以上の方にお越し頂きましたこと大変感謝しております。
両日とも小さな会場でしたので、満員になり窮屈なスペースでご観覧頂く事になってしまったのが申し訳なかったのですが、そんな中でも作品へのお褒めを多くの方から頂戴したのでとても有難く思っております。
今日の会場の荒屋敷では、神山恭昭さんの「新作カフェ」という作品展をやっていて、それとのコラボレートイベントという位置づけでダンスライブを行いました。その関係で荒屋敷の庭と室内との2部構成で観て頂く形をとりました。その為、核となるダンサー3人による作品はほぼ同じものでしたが、ソロでのダンスや生演奏の音楽や詩の朗読は少し〜大幅に違いがありました。
わたくしも昨日のなんなんなver.では「ロードローラー」という作品を、今日の荒屋敷ver.では「パイドパイパー」と「swallow」という作品をと、違ったものを3つ読みました。
その中でも「swallow」は確か3年くらい前に、自分が世話人をやっていた「つぎの朗読会←」のために書いた詩だったのですが、いつか何かの機会にまた読みたいと思っていました。今回、こういう企画で参加して欲しいと言われて、神山さんの作品世界と焦点が合うものをと考えると真っ先にこれを読もうと思いついたのです。
ダンスとダンスの合間にこの「swallow」を読んだのですが、なんというか、第一声を出した瞬間に「降りてきた」感覚が掴めて、自画自賛ではありますがほぼ完璧に近い形の朗読ができました。ダンスも音楽もプログラム全部ひっくるめてが一つの作品なのですけれど、わたくしが読み終わったところで思わず拍手をして下さったお客様がいらっしゃったくらいなので、伝わる人には充分伝わる読み方が出来たのだと思います。
実は自分自身も読みながら感極まって泣きそうになるくらい好きな作品なのです。じゃあごちゃごちゃ言わずその詩を全文転載すれば話は早いのですが、それはどうも恥ずかしいので止めておきます。またいつかどこかで披露する機会でもあれば。
久しぶりにこういう創作活動に関わって、大変さを味わいつつも、かつての楽しく勤しんでいた時代を思い出して懐かしく思ったり、色々と勉強にもなりました。
正直言うと、真剣にダンスに取り組んで様々な舞台で踊っているダンサーのなおさん・まこさん・いくちゃんのチームや、何冊も詩集を上梓している堀内さん、絵日記の連載や絵画工作の個展を何度も積み重ねている神山さん、自主制作のCDやレコードも作っているトムトムさん、というような錚々たるメンバーの中になんで自分がいるのだ?というものすごい場違いさも感じていたのですが、まあこれ、天の恵みで学ばせてもらっているんですよね。有難いことです。
さて、これにて一区切りついて打ち上がりたいところですが、決算のための領収書整理や会計処理、会社のサイト構築やら、アルバイト手配業務の準備やら、客人の旅程リサーチやら、やること満載なのでありました。羽根のばしたいーーーーーーーけど頑張ろうね。