今日から8月に突入であります。早いものですね。暑さも本格的に厳しくなってきましたが、体調に気をつけつつ長期出張もこなして、新しいことにも少しづつ取り組んでいこうと思います。思うだけじゃダメなんですよ、はい、わかってます。
新しいことといえば。話題的な旬としては1ヶ月遅れたことになりますが、ようやくApple MUSICの無料トライアルに登録しました。ちょうど月初めだからわかりやすくていいかー、と様々な不安を押し切っての利用開始であります。
様々な不安、というのは即ち7月一杯登録を躊躇させていた要因たちなのですが、その一番大きいものは、一度登録しちゃって便利さを味わったら4ヶ月目以降からの月額980円コース無しでは生きていけなくなるんじゃないの?というものでした。
それについてはまあ、いいんじゃないの?払い続ければ、それだけの価値はありそうだから。というところに落ち着きそうです。何しろ先だってのiOS ミュージックアプリとMac OS XのiTunesアップデートによってリニューアルされたそれらは、Apple MUSICに登録しないとその機能の半分も活かせないような仕様になっていますからね。
あともうひとつの不安というのは、固定回線無しのWiMAX2+ルーターで接続しているネット環境で、ストリーミング再生をするということで、通信データ量制限の3日で3GBなんて簡単に越えてしまうんじゃなかろうかという懸念でした。これについては、どうなるんだろうという不安もありますので、検証とまではいかないかと思いますが、気にして見ていこうと思います。
そんな懸念を押しのけてのApple MUSIC登録でしたが、今日数時間使ってみての感想は、かなり良かったです。やはり音楽が好きで、最新版のiTunesやiOSミュージックアプリをインストールしているのなら、利用したほうがより一層音楽を楽しめると思います。
海外のSpotifyや日本国内のAWA、LINEミュージックなどと並べられ「音楽ストリーミングサービス」として紹介している記述も見かけますが、Apple MUSICに関してはそういう新しいサービスというより、これまでのiTunes Storeが新しい機能を追加して進化した、というニュアンスの方がぴったりくるかなと思います。特に身構えなくても自然と新機能が使えるような設計で、音楽の楽しみ方が増える感じです。
ちなみに先に挙げた、ほぼ同時期にスタートした国内の音楽ストリーミングサービスですが、わたくしはまだ利用しておりません。LINEミュージックのほうはLINE上での共有を重視したサービスということで、LINE自体を利用していないためまず利用する事はないと考えています。AWAのほうは少し気になりはするものの、自分の音楽を聴くスタイルとしては外でiPod touchより家でMacを使ってというシチュエーションの比率が高いので、まだモバイル対応のみであるAWAは選択肢から外れてしまうのでした。Macで(またはiTunesを利用しているWindows PCで)自分の好きな音楽をとことん楽しむなら今のところApple MUSICが最良の選択じゃないかと思いますね。
使ってみて何よりこれはいけると思ったのが、おすすめのアルバムや、曲を集めたプレイリストを提案してくれて、それをストリーミング再生で聴いて楽しむだけでなく、気に入ったら自分の端末にダウンロード保存してオフラインでも聴ける事です。
つまりこれ、これまでレンタルCD屋さんで気になるアルバムを借りてMacに取り込んでということが、月額980円で店内全てのCDを取り込み放題に出来るというような感じだと思います。
また、Radioのサービスでは(これこそが音楽ストリーミングサービスなのだと思いますが)、例えばロック専門局のラジオ放送を聴き流して、気に入った曲があればその曲名を探してCDを買いに行ってMacに取り込んで、というような一連の流れが、ロック専門局のストリーミングを聴いて、気に入った曲があれば即ダウンロード出来るという感じです。
iPhoneが携帯電話を再定義、というのなら、Apple MUSICはラジオとレンタル屋を再定義、と言えるくらいの新サービスだと思うのです。これは予想以上にデカい事を始めてくれたなあとApple信者としては興奮を隠せません。
あんまり実のある記事になっていませんが、登録の仕方等はまた別の機会に書こうと思います。やたら長くなりましたし。とにかく迷っている方は一度試してみてはいかがでしょうか。3ヶ月は無料ですよ。