いろんな転機があるものだなあと感心しながら懐かしい顔ぶれで飲む

今日は主に経理関係の事務に費やした一日だったのですが、会計ソフトを動かす為に入れたWindows8.1の動かなさっぷりに時間をとられてしまって大変でした。このタイミングでソフトウェアアップデートとか更新プログラムのダウンロードとか、やらなくていいから!!

そんなこととは全く関係なく、今日は懐かしい友達との飲み会の日でありました。もうかれこれ15年近く前のことになりますが、地元のアマチュア劇団に籍を置いていて、その時に親しくしていた友達(といっても年齢差はかなりあるのですが)と妙ないきさつで飲む事になりました。彼らとは1〜2年に一度は、どちらからともなく「久しぶりに飲もうか」という話が出て、それで勢いつけて話が出た数日後には飲んじゃうというパターンで、交流を続けています。

わたくし以外の二人は、既に結婚して子供もいて、という立場なので、正直言うと共感できるポイントも減りつつあるのですが、世帯を持って父親になって、という変化はこんな風に考え方も変えていくんだな、というような点が密かに勉強になったりしています。

なんだか「おやじの会」とかって、父親だけの保護者会のような集まりもあるようで、そういうのに関わって楽しんでいると、一人はそう言っていました。最近はこういう組織も増えているようですね。面倒だけど新しい繋がりが楽しい、とかなんとか言っていました。あんなに、俺はネガティブの塊だ、人とのふれあいなんて大嫌いだとか言っていた男が、会のまとめ役だそうですよ。

もう一人のほうはというと、突然転職を果たして一転バスの運転士になったと言っていて、大いに驚きました。福祉系の学校を卒業して、学んだ事を活かすようにそのまま福祉関係の仕事に就いて、対象が違うけれど同じ業界内での転職は経験していたのですが、ここへきて想像を遥かに超えた全くの異業種への転身。

なんでも、その福祉系の仕事をしている時に、ある部署で利用者さんをあちこち連れて出掛けることが多くあって、それをスムースに行う為に彼は大型2種の運転免許を取っていたのです。それでバスを自ら運転していけば働いている施設にもメリットが有ると考えて。ところが免許は取得したものの、その時点で担当していた部署からは離れてしまい、当初の思惑とは違う形で、運転を頼まれる事はあったらしいのですが。

しかし彼の本当に一身上の都合でひとまずその職場を離れる決心をして、新しい職場を探す際に、たまたまその大型2種免許を持っているので応募出来るからとりあえず履歴書を送ってみようと思ってバス会社の門を叩いたら、思いの外あっさりと採用されてしまったそうで。特にその転職を見越して取ったわけでもない免許が、彼の人生を全く違う方向に導いてくれたというドラマみたいな話を聞かされたのでした。

いやあ人生ってほんと思いもよらない展開をするものですねえ。すげえなあとあっけにとられていたら、会社作って社長になってるあんたほどじゃねえよとツッコミが入りましたが。いやあ、作るだけなら誰でも出来るんですよ会社なんて。問題はそこから先。

あと、これが二人ともに共通して面白かったのですが、直接的でないにせよ、その今の立ち位置でうまくやれていることを陰で支えているのが劇団に身を置いて芝居の世界で覚えた経験なのだそうで。なんだかんだ言っても、そういう経験というのは血となり骨となりするのだなあと改めて思わされました。

ひとまず次に集まる予定は半年後、と言って別れましたが、その時にまたそれぞれどんなオモロい人生の展開を持ち寄るか楽しみであります。

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