WWDC2015生中継…の途中で寝落ちしたくせにあれこれ語る

昨晩は実家へ寄ったりしているうちに帰りが遅くなり、さあ早く寝るぞと思いながらも気がつけば午前1時を過ぎてしまっていました。そうしたらスケジュールアプリのアラートが。てっきり火曜日の26時からだと思っていたWWDCの基調講演があと1時間後に始まるよー、とのことでまたも夜更かし決定となりました。

WWDCっていうのはWorldwide Developer ConferenceというApple主催の開発者向けイベントです。開催初日の基調講演(Keynote)では新しい製品や機能、サービスなどの発表が行われるので、ソフトウェアの開発者のみならずAppleマニアには心躍るイベントのひとつであります。

ここ数年は本来の開発者向けイベントであるという原点回帰のためなのか、新製品の発表は行われておりません。今回もそうでしたね。たまーにトンデモ的外れな感じで、新しいiPhoneを前倒しで発表なんていう事前予想があったりしますが、そういうのよりは、昨年のWWDCのように新しいアプリ開発言語Swiftですよー、といった発表で(わたくしにはさっぱりわかりませんが)おおーっ!となるのがこのイベントの正しい楽しみ方のような気がします。

さて、とは言うものの、疲れが抜けていないためか途中で寝てしまって、朝になってからまとめ記事などを読んで内容を把握するという体たらくでした。ああ、久々にOne More Thingがあったんだ。Apple Payの辺りまでは覚えているけれど、その頃にはもう寝てしまってましたね。

ではいくつかのまとめ記事を参考にしながら、今回のKeynoteで発表されたあれこれについて書いてみましょう。

OS Xの新ヴァージョンはEl Capitanという名前

ひとまず開発者向けのベータ版が即日リリースで、正式版は今年の秋にリリース予定だとのことです。わたくしは現在、Ver.10.9.5の「Marvericks」を使っていて、最新の「Yosemite」への移行はまだしていないのですが、次のヴァージョンが出ると言う事ならそろそろアップデートしても良い頃でしょうかね。

しかし「El Capitan」というのがロッククライミングの人気スポットである花崗岩の一枚岩で、それはヨセミテ国立公園の中にあるのだそうで。で、OSの方向性としてはYosemiteを踏襲していて大きな路線変更ではないそうなのですよ。この名前の選び方のセンス上手だなと思いました。

こちらの記事にある、カーソルがでかくなるというのと、こちらの記事の新しい日本語フォント4種追加っていうのを密かに期待しています。

iOS 9もベータ版は即日リリース、正式版は今秋

SiriとSpotlightの機能が大幅に強化されるというのも期待したいところですが、メモアプリがEvernote並みに使い勝手良くなるというのが楽しみですね。メモアプリは今もMacとiPod touchとiPadで同期出来るので割と使っているほうなのですが、iOS 9にアップデートするとさらに活躍の場が広がりそうです。

あとOSアップデートに必要な空き容量が1.3GBで済むというのは地味ながら嬉しい部分ですね。しかしマップアプリに盛り込まれた経路検索機能は当面日本の都市は対象外というのが残念なところ。早く対応してもらいたいものです。iPadの2画面表示対応も素敵なのですが、iPad Air 2に買い替えろってことですね…。

Apple Payがイギリスでも使用可能に

いいなあイギリス。早く日本でも使えるようになってほしいなあ。

watchOSもヴァージョン2に

まあこれはウォッチ持ってないから。

Apple Musicのサービス開始がいよいよ

日本には未上陸のSpotifyのような、定額制ストリーミング音楽サービスがいよいよAppleの手によって始まるということです。未だCDを買ったりしているわたくしにはピンとこないのが正直なところなのですが、ダウンロード購入とは違う、インターネットを介して新しい有料ラジオを聴くという感じでなら、案外受け入れられるのかもなあと思います。

そして実際、Beats 1というApple Musicでしか聞けないラジオチャンネルが24時間放送されるということです。有名どころのDJが様々な音楽を世界中へ紹介してくれるのだとか。

もうひとつ、アーティストとファンを繋ぐSNSのようなApple Music Connectというサービスも組み込まれています。これは画期的なようで、でもAppleマニアなら「あれ?Ping?」って思い出すこと請け合いのサービスでありますよ。今度はうまくいくといいですね。

というような感じで盛り沢山の基調講演だったようですが、何よりわたくしが「おおっ!」と思ったのは、登壇者に女性が二人いたことです。昔のジョブズ・オンステージのようなKeynoteも好きでしたが、現在のクックCEOによるカリスマ性を抑えたKeynoteも、Appleは多彩な才能集団なんだなあということが感じられて好きですね。その才能の中で女性も活躍しているんですよというアピールの仕方が、こういう静かで穏やかな感じなのが良いなあと思ったわけです。

じゃあ、あと足りないところはまとめ記事のリンクを貼っておくので各自補って下さいねー。

週刊アスキー

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