温泉の注意書き

体調のほうは少し回復に向かっています。整腸剤とヨーグルトが効いているのかもしれません。食欲は大いにあるので、できるだけ消化に悪くないものをと思うのですが、目についたものを何でも食べてしまって収拾がつきません。明日また症状が悪化してなければよいのですが。

昨日から思っていたことですが、体が冷えていることが全ての元凶かという気もしていたので、今日は温泉に浸かって体を温める作戦に出てみました。事務所から近くてよく利用する「媛彦温泉」へ今日は行ってみることにしました。

媛彦温泉の大浴場は通常550円で入浴出来ます。中央に大きな浴槽があり、一部分は底から気泡が出るようになっています。一年少し前に改装があったのですが、その際に幼児向けの底の浅い浴槽が脇に併設されて、親子連れでも入浴が楽しめるようになっています。

それとは別に大浴場内には様々なお風呂があって、中でも気に入っているのがアクアレビューです。これはどのようなものかと言うと、胸元くらいの深さの狭い浴槽に入ってスイッチをオンにすると、中のお湯がスクリューで回されて水流が勢いよく体の周りを循環していくお風呂なのです。ジェットバスのように、噴射を体に当てるという感じとは違う、言わば大きな洗濯機の中に入って水にぐるぐる回されるような感じです。

このアクアレビューは、フラッター効果と言うそうですが、体表面をお湯が流れて刺激する事で、脂肪燃焼や血行促進のような作用があって、脳の活性化にも繋がったり運動不足の解消にも効果があるのだそうです。確かに、ただ水流に身を任せて揺らされるだけなのに、カロリーを消費する感じはあります。導入されたばかりの頃、調子に乗って一日に何度も何度もアクアレビューへ立て続けに入ったのですが、その日の夜のぐったりした眠りと翌朝の疲れすぎての起きられなさには参ったものです。1日1回5分程度で充分でしょう。

その他にもサウナ、スチームサウナ、ジェットバス、水風呂もあります。そして外には露天風呂と歩行浴もあります。わたくしはいつも、ここの歩行浴で30分くらい歩き続けるのを課題のようにしています。ぬるめのお湯が張られた水路をぐるぐると歩くのですが、これも楽なようでいい運動になります。水中だと腰や膝に負担がかからないので、ちょっと太り気味だと感じる時などにはジョギングを始める前のリハビリ感覚で、歩行浴メインに通ったりします。

しっかり1時間以上も温泉で体を温めて、今日は体がだいぶ楽になりました。ただ、精神的にもリラックスできたかというと、やはり日曜ということもあって混雑していて、思うようにはいきませんでした。それなら平日の昼間を狙うほうがいいですね。

残念ながら少しイライラもさせられました。先に紹介したアクアレビューと歩行浴なのですが、普通の浴槽よりも深さがあるということで、身長140cm以下の人と小学生以下は立ち入り禁止なのですが、今日も何人かの小学生が入ってきました。自分が子供だった時の気持ちを考えても、歩行浴はプールのようだし、アクアレビューは面白い装置で、どちらも好奇心を膨らませて入りたくなるものだと思います。しかし危険だから禁止とされているのですよ。特にアクアレビューのほうなどは、水流に呑まれる事を侮ってはいけないのです。水難事故の報道などを見ていても、こんな浅瀬で?これくらいの勢いで?というような状況で命を落としてしまう場合だってありますので。

そこへ、子供だけのグループがふざけて入ってくるのなら、まだ仕方ない悪ガキどもだな、で済むのですが、最近は父親や祖父のような感じの大人が率先して子供をそこへ連れて入るのです。施設側としては禁止の注意書きを目立つように書いているのにです。大したことではないと思ってやっているのでしょうが、もしそれで、ほんのちょっと目を離した隙に、自分の子供や孫が溺れて最悪の事態になってしまったら彼らはどうするのでしょうか。おそらく注意書きを無視しているにも関わらず、施設側に安全性の不備などを訴えたりするのでしょうけれど。

自分には子育ての経験が無いのであまりこういうことを言える立場ではないのですが、お子さんの命を大切に思うなら、是非とも水に関係する注意書きは侮らずに従っておいてほしいものです。

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