台風の中、鈍川温泉へ行って羽を伸ばす。

本日も観光案内でございました。まだ5月だというのに台風がやってくるとかいう異常気象のような事態で、いい天気だった昨日とは打って変わって強い風と激しい雨に見舞われた午後となりました。

天気予報を事前にチェックしていたので、今日は悪天候でも大丈夫なようにと、車を手配して万全の態勢で臨みました。昨日のうちに松山城と道後の散策を済ませておいてよかったです。

さてさて、客人の「温泉でのんびり」という目的をより充実させるため、昨日の道後温泉とは別の温泉にも連れて行ってあげたいなということは、前々から計画を練っておりました。具体的には、そらともりや久米の癒等の東道後温泉や、リニューアルして間もない奥道後温泉などに連れて行ってゆったりのんびりしようというプランです。

色々と探していると、さらに足を延ばして鈍川温泉へ行くのも面白いかなと思いました。鈍川温泉には数軒の旅館・ホテルがあるようですが、その中でも「鈍川温泉ホテル」には、宿泊ではなく日帰りデイユースのプランがあるということでした。一人3240円で、露天風呂のある温泉に入浴出来て、個室で休憩も出来て、会席料理の昼食も食べられるという内容でした。

値段的にどうなのかなあと思いながら、それでも温泉でのんびりという希望には叶うので、思い切って予約をしたのですが、これが行ってみるとかなりリーズナブルでした。

とにかくもう、会席料理の昼食がボリュームありすぎるくらいでした。イノブタ鍋に刺身にカルパッチョ、串揚げ天ぷらに鯛釜飯、兜煮にお吸い物と茶碗蒸し、デザートもあって、ランチと言うよりディナーだろというくらいの盛り沢山な内容でした。満腹になり充分に堪能しました。最大3時間のプラン滞在時間うちの1時間以上はそれを食べ尽くす為の時間になってしまいましたね。

温泉はぬめりのあるお湯で、ヒノキの露天風呂は渓谷の眺めも素晴らしく、よく温まり疲れも吹き飛ぶ心地よさでした。台風の影響の激しい雨がもの凄い音で降っていましたが、それも自然の風景のひとつとして楽しみながら、ゆったりと入浴しました。

あとは休憩用のお部屋ですが、これは宿泊用の部屋の空いているところを貸して下さいます。通された部屋は、渓谷沿いで眺めの良い部屋でした。狸もいるという川の周りを眺めながら、のんびり過ごすことが出来ました。

トータル的に考えて、ここでこれだけのサービスを、¥3240で楽しめると言うのはかなり頑張っていらっしゃると思いますよ。

鈍川温泉のお湯を満喫した後は今治まで出て、折角だからとしまなみ海道を少し上がり、大島のよしうみバラ公園を尋ねてみました。直売所で苗を買ったりすることはありませんでしたが、暴風の中、それはそれで楽しめたのです。

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その帰り道の途中で亀老山展望公園へと足を運び来島海峡大橋を一望しました。すんごい強風と深い霧でしたが、展望台の駐車場にて風呂上がりの脱力でうとうとしているうちに雨も止んでいい景色に。

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それからまた橋を渡って、松山へ戻り、今夜は「青空食堂」で食事をすることにしました。ビールと空豆の丸焼きが美味い季節です。

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いやあ、充実の一日です。明日はいよいよ最終日、楽しい時間を少しでも持って帰ってもらえるといいなあ。

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