定番中の定番な松山城と道後温泉を案内しながら自分も観光

いやあ楽しい一日でした!今日は遠方より来客がありまして、松山観光案内をいたしました。とか言って、わたくし自身も観光気分を楽しんでいたのですが。何それお前まで道後温泉にザブンと浸かってどうする!って言われそうですが、そこはこう見えてわたくし、観光案内の仕事も経験しましたし四国観光達人なんていう資格もこっそり持っているので本領発揮というところなんですよ、ぐはははは。

さて。来客の方は松山へ来るのは初めて。知っているのは道後温泉くらいで、まあ温泉に入ってのんびりできれば最高。あとは街をぶらぶらして気になるものがあれば見てみるけれど、特にここへ行きたいという場所は今のところ特に無い、という感じの事前データでした。お医者さんの問診じゃないですが、こういう意向を尋ねるのは大事ですよね。観光の仕事をしていた時も「どこかお薦めの場所ある?」とかいきなり聞かれましたが、何を望んで来てて何に興味があるかによって、お薦めの場所なんて千差万別ですからね。

それで、事前にも尋ねて、今朝合流して尋ねても、やはり同じような感じだったので、お城、昼飯、道後、晩飯という超大雑把で定番かつシンプルなプランで行くことにしました。他にも見所はありますけれど、ちょうど月曜で休館という場所も多かったし、お相手はよく友人やグループでの旅行をする際に、あれもこれもと行き先を詰め込みすぎて疲れてしまうことがよくあると言うので、後々考えると、これくらいで丁度良かったようです。

うっかりしてて、というか話に夢中になっていたので殆ど写真を撮らなかったため、文字ばっかりの観光日記ですみません。まずは松山城へ行きました。今日はおとなしくロープウェイとリフトを使いました。桜の頃に登山道を歩いて登りましたが、観光で来られた方にそんな酷なことはさせられません。

久しぶりのロープウェイだったのですが、そういえばいつのまにやらゴンドラが新しくなっていましたね。窓ガラス部分が以前よりも広くなっていて、景色がよく見えます。料金は増税のためか往復で510円になっていました。天守閣の観覧券と合わせて1020円。まあ丹念に見ていくとそれくらい払っても惜しくない価値のあるお城だと思うのですが、一般的な観光客の方にはどう思われているでしょうね。

昔取った杵柄で、「ここが戸無門で次が筒井門。で、この裏側に隠門があって攻撃をする際に…」と記憶をたどりながらガンガン解説をしながら登ってったのですが、そういえば働いていた当時、上手なガイドさんは聞かれたことに的確な答えプラスワンくらいにとどめ、上手でないガイドさんは自分が知っている知識を全部披露しようとしているだけ、という考察をしていたのをふと思い出して少し自重したりもしました。でもまあ、そういう色々な説明も楽しんでもらえたようです。

天守閣の中も久しぶりに入りましたが、やはり見晴らしは最高ですね。もう少し晴れているともっと良い眺めを楽しんでもらえたのですが。まあでもお陰で汗ばむこともない快適な気温の中を歩き回れたから良しとしましょう。で、そんな最高な見晴らしの写真すら撮ってなかったので、寂しいから「よしあきくん」の写真でも入れておきましょうね。

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帰りはリフトで下山しました。高いところが苦手とか悪天候とかでなければ帰りはリフトをお薦めしますね。眼下に広がる街並を風を受けながら楽しむ、なんて理由もありますが、何より「リフトなんてスキー場でも乗れるじゃん」という意見に対して「スキー場じゃ下りのリフトには乗れないけど松山城じゃ乗れるんだぜー」と言いたいだけの話でもありますが。

それで丁度お昼になったので、鍋焼…とか候補を挙げようと思ったけれどもリクエストもあり、ロープウェイ街のsovasovaにてお蕎麦を。最近この通りもあまり歩いてなかったのですが、新しい飲食店がどんどん増えているようなので、また改めて食べ歩きリサーチをしてみようと思います。

食べた後は電車で、と思いましたが時間もあるしのんびり歩こうということになり、また逆方向へ足を運び、平和通り・上一万経由で道後まで。カラクリ時計にも中途半端な時間だったので、コーヒーでも飲もうと道後の町屋へ立ち寄りました。丁度奥のお座敷の窓際席が空いていたので、庭を眺めながら寛ぎました。

たっぷり休んでリフレッシュしたら、14時55分だったので、また引き返してカラクリ時計へ。いつの間にか始まる前の音楽が変わっていたのが少々興ざめでしたが、あの上へと伸びるアクションに観光客が驚き盛り上がる光景は、いつ見ても密かに嬉しくなるものです。

それから道後温泉本館へ向かいました。こちらも増税の影響か以前より僅かに値上げがされていました。ここで悩んだのが、どのグレードで案内するかです。入浴された方ならご存知でしょうけれど、道後温泉本館の入浴料は4段階に分かれています。最も一般的なのが「神の湯階下」で410円。これはもう雰囲気は「銭湯」です。観光客だけでなく生活の一部として市民も使っています。大雑把に言えばお風呂に入るだけコース。

その上のグレードには「神の湯二階席」があります。840円で二階にある大広間の休憩室で、風呂上がりに貸し浴衣を着てお茶と煎餅で休憩出来るというサービスが付いています。これは2回ほど利用したことがありますが、「神の湯階下」よりは道後温泉に来たなあという気分がたっぷり味わえるので良かったという印象があります。

さらにその上、「霊の湯二階席」になると、それまでの料金コースで入れる浴室(神の湯)とは別の、霊の湯という湯殿に入ることが出来ます。神の湯よりは小ぶりですが、入る人も少ないぶんゴミゴミせずゆっくり入浴することができます。ただしGWなどの観光シーズンだと、逆に大変かもしれませんが。でも、風呂上がりの休憩室もさらに奥まった部屋ですし、何かと特別感が味わえます。この霊の湯二階席ですと1250円で、もう一声で1550円出すと「霊の湯三階個室」にグレードアップできます。こちらはその名の通り、三階にある個室での休憩が出来るというものです。あと微妙な違いで、浴衣の柄が湯玉模様でなく白鷺模様のものを貸してくれるのと、お茶菓子が煎餅でなく坊っちゃん団子になるという差もありますが。

相談の結果、まず平日午後で空いているし個室である必要もないよねということで、霊の湯三階個室コースは却下しました。次に神の湯階下でも、温泉でのんびりという旅の目的を満たせないので奮発はすることにしたのです。そして最終的には霊の湯二階席の券を買うことに決めたのです。およそ400円の差がありますが、その中には単体で買うと260円の又新殿(皇族専用のお風呂)見学が含まれるということと、神の湯・霊の湯両方の湯殿が楽しめるということなので、その差額にしては意外とコスパいいんじゃないかという話になったからでした。

そしてわたくしも初めての霊の湯体験でしたが、ううん、まあ、小ぶりで高級感と言ってもこんなものか?という印象もありましたが、それでも貸切温泉気分になれたのはちょっと贅沢している感じがして悪くはなかったですね。これは日程や時間帯など行く時の運次第だと思いますが。

可能だと言われているのだから、と霊の湯を浴びた後は一旦浴衣に着替えて神の湯へ降りていき両方を制覇して、休憩室でお茶を頂きました。軽くのぼせ気味になりつつも外からの心地よい風で適度に体を冷ましながら、ゆったり気分で過ごしました。その後は又新殿をガイドさんによる解説つきで見学して、ついでに3階の夏目漱石ゆかりの「坊っちゃんの間」も覗いてと隅々まで堪能したのでした。地元民こそ知らない道後温泉本館の上の方、わたくしもようやく体験できて楽しかったです。

さてそれから、またもお腹を空かせる為に歩くかということになって、二番町までぶらぶらと行き、今夜は肉より魚というご希望だったので、はしまやでお任せコースの魚三昧といたしました。鯖の刺身やら鱚の天ぷらやら色々と。ビールもすすみ満腹になりましたよ。

明日もご案内役を引き受けているのですが、One More 温泉のんびりを叶えるためあれこれ思案しております。楽しんでもらえるといいなあ。

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