できれば二度と味わいたくない鳥肌ものの体験が。クラウンがパトカーに変身して呼び止められたでござる

今日は通勤途中に非常に嫌な汗をかきました。ああ、思い出しても何か気分が滅入ります。得意先事務所へ向かうため原付走行中、警察官に呼び止められました。拡声器の声が背後で何か喋ってる、とミラーを見たら赤いパトランプがくーるくるで真夏の鳥肌。

しかもです。その車一般的なパトカーじゃなかったんです。いわゆる覆面パトカー!ああいうの高速道路でしか見た事がなかったので、単なる平和通りでこういうことになるなんて想像もしていませんでした。

本当にごく普通に、それほどスピードも出さず走っていたのですが、そのすぐ後ろを走っていた車がちょっと気になってはいました。銀色の大きめのセダンで、あんまり車に詳しくはないけど王冠のエンブレムが見えたからクラウンかなあと思いました。申し訳ないけれどあんまり格好いいとは思えない車でした。

なんかああいうタイプの車って覆面パトカーに似てるよなあ。違うとは思うけど念のためスピード出さずに走ろう。直感的にそう思って時速30kmすれすれで走行して、その不気味なクラウンに抜いてもらおうと思ったのですが。突然に止まってー!と。さっきまで無かったはずの赤いランプがにょっきり。前面にもピカピカと。なんだよこの怪物のような豹変ぶりは。

スピード出してないのに何?何?けどまあこれで1万2千円くらいの出費は覚悟せにゃならんのかなあ、今月特に厳しいのに…と思いながら路肩に停車すると、中から警察官の方が降りてきました。

「あのー、これで罰金とか減点とかではないんですけどね、テールランプ切れてませんか?」

そう言われたらそうなのかも。ブレーキを握ったらブレーキランプはしっかり点くけど、握ってない普段の時も後ろの赤いランプって点いてるはずだよなあ。整備不良ってことか…。

「あ、いや、わずかに点いてるね。失礼。でも球切れが近いかもしれないんで早めに交換した方がいいですよ。あ、念のため免許証を拝見してもいいですか」

(見せる意味がよくわからんけど)はいこれ、免許証です。

「ありがとうございます。じゃあお気をつけてー」

という感じでヒヤヒヤした以外は特に問題なく過ぎていったんですがね。そして仕事終わって帰る時に原付のエンジンをかけたらテールランプは赤々と光っておりました。ちょっ、これ、日中の日差しが眩し過ぎて見えづらかったというだけのオチか。

焦ってナンバーまでは覚えていませんが、後ろの車が銀色のクラウンだったら覆面パトカーかもしれないので要注意ですよ。いやでもバレたら覆面の意味ないから他の車種とかもあるのかもしれませんけどね。営業車として人気のトヨタProboxとか街でよく見かけるダイハツTantoとかが覆面化してたら嫌だなぁ。とにかく、もう二度と味わいたくない経験でございました。交通ルールは守ろう。

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