では予告通りに昨日紹介した「バックドロップシンデレラ」のMVを今日は貼って済ませますよ! いつも何書くかで散々迷って時間を取られたりしているけれど、好きな音楽のことを延々と語ってダラダラ文章を綴るのは何より楽しいんです。これ会社のblogなんですけど。
さて、昨日は最新のシングル「フェスだして」の動画を貼り付けたのですが、やっぱり新しい作品ほど聴き応えがあるというか、洗練されているというか、好印象が強くなりますよね。と言うかそう思わせられないんだったらある意味ロックを続けていく意味ないですもんね。
バックドロップシンデレラのYouTubeに上がっているMVは殆ど聴き尽くしたつもりなんですが、旧作も良いけど最近に近い曲の方が魅力もグッとアップしていて、わたくしにはどハマりしています。
最新アルバムとなると結成10周年を記念したベスト盤と企画物のカバー盤になるので、それを除いた直近のオリジナルアルバムでは7作目の「OPA!」なんかは、収録曲数曲のMVを観ただけで、これはCD買ってもいい名盤じゃないのかなあと思っております。中でもわたくし一番のお気に入りがこの曲!
と紹介したかったのですが、これはちょっとしたシリーズ物のようになっている気がするので(特にはっきりとシリーズだと言われていませんけど)、展開としてはそのシリーズっぽい第1弾から紹介したほうがいいかな。
台湾フォーチューン
ああ、このリフ命!な感じがカッコ良いです。そしてどういうわけか台湾で占いとかいう謎の歌詞。この曲は件の1000枚限定であっという間にタワレコ店頭から消えたというファーストシングルなのです。アルバムには「OPA!」の1作前の「シンデレラはいい塩梅」に収録されていますが、振り返ると次に繋がる佳曲だったのだろうと思われます。
アラスカアバンチュール
こちらもセカンドシングルとしてあっという間に完売した楽曲なのですが、ちょい大人っぽい感じと、もしかしたらラブソング風味なの?と思える歌詞などが琴線に触れるどころか引っ掻き回してくれる名曲です。テイストは違うんですが、ろくでなしvsあばずれの掛け合いヴォーカルってあたりがBarbee Boysを思い出させてくれて胸熱です。バックドロップシンデレラはツインヴォーカルどころかドラマーもコーラス以上に歌うこともある全員ヴォーカル体制ってのも個性的ですよねぇ。
ベルリントロンボーン
この曲がわたくしの一番のお気に入りかもしれません。何より曲名が好きです。でも実際に聴いてみると「で、トロンボーンはどこに?」という一杯喰わされた感にひれ伏してしまうわけです。それどころかベルリンすら意味不明という密入国アジト感満載のMVの完成度もすごい。実際この曲は「アイン・ツバイ」と言いたかっただけで、ドイツ語だからベルリンでいっかーみたいな感じのノリで作られたらしいですよ。こういう格好いい曲のフレーズに一見意味不明な歌詞(でも皮肉にはなってる)を乗せたバカロックがわたくしは大好きなんですよ。
ということで、以上3曲「ほぼ関係無いけど世界の地名入りタイトル」シリーズでした。だからってまだまだこれじゃバックドロップシンデレラの魅力は伝えきれないので明日に続きますよっ!