出張先での宿泊に関しては、わたくしに決定権が授けられています、いつの間にか。得意先の社員だった頃の割と早い段階から任されていたような気がします。楽天とかのトラベルサイトで検索して予約を入れるだけですが、なかなか悩まされる作業です。

自分一人の宿泊なら、自分のこだわり部分だけ満たせばあとはどうでもいいので値段で選んだり出来るのですが、同行する人の分も合わせてとなると、気を使う部分も増えていきます。

それでも得意先社長なんかはそこまでこだわりのない人なので、多少の不自由は目をつぶって我慢してくれるので助かります。限られた予算の中で選べる価格帯のビジネスホテルでは、何もかも全てに満足を求めるのは難しいということを理解してくれていますし、そもそも一度の出張で２週間くらい泊まるので、それだけの空きを確保するという時点で選択肢は限られますから。

宿泊先が無い、という事態だけは避けなければならないので予約は早めに、３〜４ヶ月は前に決めております。今回も早めに決めはしていたのですが、途中で引越しをするというイレギュラーな形にしていました。これは２軒にまで絞り込みんだのに、そのどちらに決めるかで決定打が見つからずかなり迷っていたところ、得意先社長に「気分転換に途中で引っ越しするのでもいいよ」と言ってくれたからでした。

それで、２軒の各料金プランを比較して、この日に移動すれば最も全体の料金が安くなるという日で区切って予約を入れていました。これで万事OKかなと思っていたんですが。

こういう風に途中でホテルをお引越しするというパターンは、出張先の土地そのものの移動を除けば今までに２回ありました。どちらも連泊で泊まれる宿が押さえられなかったという理由で仕方なくだったのですが、徒歩２〜３分で移動できる近くのホテル同士で選んでいました。

でも今回予定していた引越しは、現場までの移動時間はほぼ同じなのですが地区が全く違うところで、しかも料金で引越し日を決めたので、予定では忙しさのピークとなる日にチェックアウト・チェックインをしなければならなくなることにも引っかかりを感じていました。

そんな時に得意先社長から、作業日程を早めて一泊短縮するという旨のお達しが来たので、じゃあこの際と、ちょうど空きもあったので引越しは無しにして全て一箇所で連泊するように手配を今日やり直したわけです。

やっぱり疲れが溜まっている時期に荷物まとめて新しいホテルでチェックインし直して、というよりは、狭くとも慣れた部屋に退勤後すぐゴローンと出来る方が楽でいいですよね（個人の感想です）。

最終的に選ばれたのは、値段重視なので建物古いし部屋は狭いし、でもその設備の欠点をサービスで補うことで好評を得ている、というタイプのホテルです。わたくし個人なら充分すぎる感じなのですが同行の方々がどう思うか。文句が出るのは必至だろうなあと思いながら、でもそこは我慢してもらうしかないなと割り切ることにします。

なんかですね、そこ無料洗濯サービスがあるらしいです。コインランドリーの無料開放じゃなくて、洗濯物を預けたらホテルの従業員の方が無料で洗濯をして乾かして畳んで渡してくれるらしいんです。なんじゃそれは。面白かったらまた行ってからレポートします。