天気が雨のせいか、はたまた実家の家族間の諍いやら苛立ちやらのせいか、なんとなく鬱々とした気分で過ごしております。こういう時って背筋が張っていたり、肩甲骨に挟まれたあたりの背骨が出っ張ったりしてますね。当社比。
素人考えなのですけど、体がそうなっていると、多分呼吸がきちんとできていないんですよね。だから頭の中が酸欠状態になっていて、思考が正常に働かなくなったり、感情をコントロールする機能が低下して、そんな風になっちゃうんじゃないかと考えています。
それをほぐすのには軽い運動をするのが一番なんだろうと思いますが、他にも温泉だろうが湿布剤だろうが、凝り固まっている肩や首から温めていくのが有効かと思っています。あくまでも素人考えですが、わたくしはだいたいそんな感じで対処したら少しマシになります。
で、以前こういう商品を見つけて使っていたのですが、古くなり本体が薄汚れてきたのが気になっていたので、新調してみました。「首ホットン」というもの。なんちゃって健康グッズのように見えるかもしれませんが、れっきとした医療機器。
箱の中身はこんな感じ。首に装着するホルダーと、ホルダーにセットする温熱シートが3枚。
以前使っていたホルダーはオレンジ色のもので、両端に小さな面ファスナーがついた同素材の細長いパーツを使って首に固定する形状だったのですが、新しいものは紐とストッパーで簡単に装着できるタイプに改良されていました。これ、ありがたい改良です。以前のものは面ファスナーが弱くてすぐに首から落ちてしまい、それで却ってストレスを感じていましたからね。
それと、色がオレンジからグレーに変わったのも、出先で服の下に使っても目立たないという点で、嬉しいリニューアルだと思いました。
さて、使い方ですがとても簡単です。温熱シートを開封して、このようにベージュ部分のポケットに入れ、そのポケット部がうなじ部分に当たるように首に装着するだけ。
温熱シートはつまり使い捨てカイロのようなもので(約44℃が6時間持続するようにと、一般のカイロとは違う設定で作られています)、開封すると間もなく熱を発していきます。その熱で首をポカポカと温めてもらうというだけなのですが、これだけで首回りがかなり楽になります。首だけでなく徐々に全身の血行も良くなっていくので疲労回復にも役立つそうですよ。
えーっと、これを書き始める時に装着して、現在およそ30分経過。首が温かいのは当然として、肩のこわばりも少しづつ楽になってきています。あと、さっきまでものすごく冷えていた指先が、気づけば温まっていました。首しか温めてないのですけど、血管は繋がってますからね。
温熱シートは使い切りなので、3枚が終わればあとは取り替え用シートを買い足せば使い続けられます。その分ちょっとコストはかかってしまいますが、運動もできないし温泉にも浸かれないし、けど今夜中にデスクワークを終わらせたいけど首筋が張ってつらいし、というようなここぞという時には手軽にできるので試してみてはいかがでしょうか。
よし、首筋も、そして気分的な鬱屈さも、だいぶ楽になりました。温熱シートはまだまだ冷めないので、とっととblog書き終わらせて後はゆったりのんびりと首を温めてから寝ようと思います。ではではSee you tomorrow!