まるでピンポンダッシュのような行程で松山への帰路についています。成田空港からのアクセスにはいろいろな方法がありますが、今回は京成バスグルーブが運行している、東京シャトルという路線バスを利用しました。電車大好きなので京成スカイライナーとかに乗りたかったところなんですが、調べた中で最も安いのがこのバスだったので。
宿泊は横浜市内の友人宅でご厄介になるので、横浜までのバスに乗るという方法もあるにはあるのですが、この東京シャトルで東京駅八重洲口まで行き、そこからJRで京浜東北線に乗り換えるほうがずっと安いのでした。東京シャトルは事前決済をしておけば900円で乗れますし、当日現金払いでも1000円なのだそうです。
しかもその事前決済の手続きは、成田行きジェットスター便の予約の際にひと続きで済ませることが出来ますし、それをし忘れていても機内で乗車引換券を購入する事が可能ですので便利です。ただし席数には限りがあるので完売の場合もあります。
事前決済をした場合は、ターミナル内の京成バスチケットカウンターへ立ち寄り、時間指定の乗車券に引き換えた上でバスに乗るという流れなのですが、わたくしの乗った飛行機は、カウンターの営業終了後に到着となったので、そのままバス乗り場へ向かいました。それでもプリントアウトした予約明細を係りの方に見せればスムースに乗ることができました。様子を見ていると、その場で現金払いの人よりも優先的にバスに乗せて下さっているようでした。
逆に成田空港へ向かう便の場合は、事前に何時のバスに乗るかを予約して先に決済しておけば、同様に900円で乗車出来ます。この場合も、予約なしの当日現金払いでも席に空きがあれば乗せてもらえますが、定員以上になると次の便へと回されますので、事前予約は必須ですね。乗車2日前の17時まで予約可能です。
車内は一般的な2人掛け×2の4列シート。満席状態だとちょっと窮屈感はあるかもしれません。隣に大柄な男性が座ったのでかなり…。4社ほどが共同運行しているようで、その使用車体にもよりますが、成田発便のバスはシートの下にモバイル機器充電用の充電用のコンセントがありました。これは助かりますね。
ただやっぱり、バス故の致命的なデメリットで、時間帯によっては渋滞などで時間に遅れが出ることですね。八重洲口発のバスは夕方近くだったこともあって、予定よりも20分くらい遅れて、保安検査場まで小走りしました。でも電車で向かっていたら駅から第3ターミナルまで移動しなければなりませんが、第3ターミナルの真下まで連れて行ってもらえるのはメリットだと思います。迷子にならなくて気分的に楽です。一本早めのバスで余裕を持って計画を立てれば、東京シャトルは安くて便利で使い勝手も良く成田空港とのアクセスに利用できそうですよ。