伊予柑収穫の真っ只中ではありますが、前々から予定をしていたのでお休みをいただいて、快適な空の旅を楽しむことに致しました。天気予報ではその間うまい具合に雨だそうで、迷惑が最小限で収まるよう、やっぱ日頃の行い。ちなみに旅先はきちんと晴れの予報。やっぱ日頃の行い。
普段なら貯めたマイルでANAかJALかに颯爽と搭乗なのですが、経済的危険水域なので今回はセール運賃のジェットスターで飛ぶことにしました。6月と9月に利用したPeachに続いてのLCCです。意外にも今頃になって初搭乗のJetstar、どんなもんでしょう。個人的には松山発着の航空会社ではロゴデザインが一番カッコいいと思っているので期待を膨らませておりました。
しかーししかし、早速LCCの洗礼を受ける羽目になってしまいました。
わたくし飛行機に乗る際は、できるだけスムースに空港から抜け出したいので、荷物はコンパクトにまとめて全て持ち込み手荷物にする主義なのですよ。基本的にはリュックひとつで出掛けます。
しかし今回は泊まらせてもらう友人宅へ手土産にビールなどを持参したので、リュック+小さな手提げ袋の2つになったのです。
それでも手荷物は2個までOKということだったので、特に深く考えずチェックインしたのです、が。
荷物の重量が8.8㎏あるとのこと。
うぎゃー!やられたー!これは必殺「追加料金まつり」の開幕か⁈
と思いきや、自分がマイル狂いだということを忘れていました。あんまり深く考えず、ただJALマイルが加算されること目当てで、予約時にオプションのスタータープラスを追加していたんですね。
それによって10㎏までの荷物の運賃は込みになっているので追加料金は不要だけれど、7㎏分までしか機内持ち込みは出来ないので、どちらかを受託手荷物として預けて下さいとのことでした。
まあ荷物の追加料金を事前に払っているのと同じことですけど、予想してなかった展開に慌てたのがすんなり片付いて気分的に楽でした。
そして搭乗後離陸。この辺の流れはANAやJALと特に変わりません。今回は旅程表をプリントアウトしましたが、iOSのウォレットにバーコード表示させて搭乗することも出来るようです。
LCCの機内は狭い狭いと聞きますが、peachで慣れたのか、それほど窮屈な感じはしませんでした。ここもスタータープラスの思わぬ利点でありますが、座席指定が可能だったので通路側の席を指定していて、サッと乗れてサッと降りられて片側は人がいないということが快適さに繋がりました。
わかりにくいと思いますが前のシートとの間隔はこんな感じです。そこまで窮屈でもなく、松山→成田1時間半程度なら我慢できないほどではないかな。
そしてもう一点、スタータープラスにしていて思いもよらなかったサービスが。突然キャビンアテンダントさんに名前を呼びかけられ、えっ?と思っていたら、お茶やコーヒーなどのドリンクを一杯頂けるとのこと。LCCには機内のドリンクサービスなどは無いと思っていたのですが、スタータープラスにはその料金も含まれているのだとか。フライト前の待合室で買い忘れていて、喉の渇きを我慢していたタイミングだったのでとても助かりました。
スタータープラスのオプションも安いものではありませんが、それでもセール運賃に上乗せしてもANAやJALの早割運賃よりは安く済みますし、多少は快適さが増すのでLCCの旅に慣れないうちは付けておくのがいいかと思います。それならば、ジェットスターでの東京行きって、結構いい選択肢ですよ。
ただ、成田からの道のりがねぇ。遠いよねぇ。それさえなんとかなれば。行き先横浜だし…。