間違った情報を掲載していたことが判明。WiMAX2+ルーターのハイスピードプラスエリアモードはそこまで怖くなさそう

今日はこれを書いたら、過去に書いた記事を訂正しなければなりません。現在利用しているWiMAX関連の記事で、間違った情報が書かれていることが判ったためです。こんな極北のblogなので、参考にされることは殆ど無いと思いますが、やはり情報は正確にしておきたいので。

わたくしが現在使っているUQ WiMAXのモバイルルーターはHDW 15というモデルで、この製品には3つの通信モードが選べるという特徴があります。

ノーリミットモードは旧来のWiMAXの電波を使用するもので、通信量による速度制限は一切ありません。

ハイスピードモードはWiMAX2+の電波を主に使い、WiMAX2+での通信が圏外などで不可能な場合は旧来のWiMAXに自動的に切り替わりながら使用できます。このモードは、UQ Flatツープラスという料金コースだと月間の通信量が7GBを超えた場合には当月末までの速度制限がかかります。制限がかかると通信速度が最大128kbpsになり、正直言ってその速度では使い物にならなくなってしまいます。

ただわたくしは、そのUQ Flatツープラスという料金プランでの契約ではありますが、昨年の「WiMAXタダ替え大作戦」というキャンペーンによって、先の月間7GBという通信量による制限の対象外になっています。なので料金据え置きでこれより上級の料金プラン「UQ Flatツープラス ギガ放題」と同様のサービスを25か月間提供してもらえるのです。

では話を戻して3つ目の通信モード。これが今回問題になるハイスピードプラスエリアモードです。こちらも通信量による速度制限があるのですが、その認識に間違いがあったようなのです。

ハイスピードプラスエリアモードはWiMAX2+が圏外のところでもau 4G LTEの電波をつかんで高速通信ができるというものです。エリアが広がったとは言え、まだまだWiMAX2+が繋がらない場所も多いので、そういう場合はこのモードに切り替えることで、auのLTE網に接続して通信が可能になります。

ただし、このモードに切り替えると、その月にはオプション料金が1005円追加されます。それと、このモードでも先のハイスピードモードで説明したような、月間使用量7GB超過での速度制限があります。これは「UQ Flatツープラス ギガ放題」の料金プランにしていても同じで、このモードを使うときだけは使用量に気をつけなければならないのです。

ということなのですが、文章で書くとごちゃごちゃしてわかりにくいので図を入れておきます。

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※初出時に手書きのキタナイ図を入れていましたが、さらに分かりやすくするため書き直しました

そう、つまりはこの図が正しい認識なのですけれど、ルーターをWiMAX2+対応のものに変え、料金プランもUQ Flatツープラス(ただし制限はギガ放題と同等になる特約付き)にした時期に書いた記事では、違う認識で書かれているのです。

なぜかというと当時のカスタマーサポート窓口で応対して下さった方が質問を間違って解釈されたようで、事実と異なる回答をいただいたからです。こちらの説明も悪かったのだと思います。

なので当時の記事では、ハイスピードモードで既に7GB以上使っている月に、ハイスピードプラスエリアモードで少しでも通信をしてしまったら、その日から速度制限の対象になるという風に書いているのですが、これが誤りでした。

料金プランが「UQ Flatツープラス ギガ放題」またはわたくしと同様に「UQ Flatツープラス」でハイスピードモードの制限適用対象外になる特約がある契約の場合は、ハイスピードモードで7GB使っていても関係ないのです。その状態でハイスピードプラスエリアモードに切り替えて1GB使ったとしても、制限の対象になる使用量としてカウントされるのはその1GBのみなのです。

例えばわたくし、先月初めに小豆島へ行った際には、島内ほとんどWiMAX2+圏外だったので困っておりました。しかし滞在中の3日間で7GBを超えることはなかったので、島を離れてからハイスピードモードのみ使用すれば速度制限の対象にもならないので、滞在中はハイスピードプラスエリアモードに切り替えて、au網のLTEを利用すればよかったのですよ。

今更それがわかったところで!

オプション料金1005円は必要になりますが、それであのストレスから解放されていたのなら安い買い物だったろうと思います。

実はこの辺のことは、その小豆島で繋がらなかったことを機にWiMAX2+から格安SIMへ移行しようかと考えていた時に気付いて今日カスタマーサポート窓口へ再確認して判明したのです。

それまではハイスピードプラスエリアモードは地雷、としか考えていなかったので、その移行計画も急がなくていいかもと思い直しています。

ちなみに、ここまで書いてきた月間7GBの件とは別に、料金プラン問わずハイスピードモードにも「3日間で3GB」という混雑回避のための通信量制限があります。こちらは翌日昼から翌々日昼ごろまでの間、速度は「YouTubeの動画が見られるくらいの速さ」まで落とされるそうなのです。

これらのことを調べていて偶然自分の利用状況を見てみたのですが、ちょっとびっくりしました。

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モロに制限かかってるわ!(MacとiPadとiPod touchの3台繋いでどれもガンガン使うからです)

でも、今も全然遅くなっている感じがしません。速度6Mbpsくらい出ています。どうもネットであちこち調べていると、UQ WiMAXの速度制限って他社よりゆるいという噂が。もしかしたらそうかもしれませんね。

来年春になったら解約、の頭でずっといましたが、ちょっと再考してもいいかなと思います。

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