寝不足と疲れを抱えた体を癒すために福岡での時間の大半は「みなと温泉 波葉の湯」で過ごしました

今朝どうにか無事に松山へ帰ってきたのですが、車中泊と船中泊が連続というのは、やっぱり体にこたえますね。特に久々の夜行バスは座った姿勢だしあんまり寝られませんでした。何より眠れなかった原因は通路を挟んで隣の席の若者。小倉で降りた茶髪チリチリパーマの君だよ君!

発車前から既に窓のカーテンは閉められており、23時には消灯するというほぼ寝る態勢の車内。出発後すぐに注意事項として、消灯後はスマートフォンなどのバックライトが点灯する機器の使用は禁止とアナウンスされていたのですが、それも守らずいつまでもLINEとかなさっていてですね。おかげで液晶が眩しくてなかなか寝付けなかったのですよ。

そもそも乗った時点で既にイヤフォンから大音量の音楽ですから注意喚起のアナウンスも聞こえちゃいないですもんね。こういう輩、夜行バスとか乗らんでいいです。あと飛行機も乗っちゃダメです。救命胴衣のつけ方や非常口の説明も聞かないから、緊急時にその人だけ助からないだけならまだしも、周りの人が巻き添えを食らって犠牲者が増えるので。

そんな感じでハズレ席を引いてしまいましたが、無事に福岡へは到着しました。飛ぶ劇場さんのお芝居は博多リバレインホールで14時開演なので、多少は観光や美味しいランチなんかを楽しむことができる時間はあります。でも睡眠不足と疲れでテンションダウン。久々の福岡で浮かれるところなのに、だらりとして癒されるところに行きたいと、それしか考えられなくなる始末。

そこで選ばれた行き先はここ。「みなと温泉 波葉の湯」です。そうそう、丸一日お風呂に入ってもいませんからね、とにかく体も洗いたいし、休憩室とかあればごろ寝して体を休ませられますもんね。

ということで、博多駅に到着して軽く朝食とコーヒーお代わりして時間をつぶし、駅前から博多埠頭行きのバスに乗って向かいました。温泉施設って郊外にあって車でないと行きづらい所が多いですが、この温泉は博多埠頭第一ターミナルの真ん前にあって、フェリー乗り場やベイサイドプレイスという観光施設もあるような場所なので、バスも便数が多く終点なので分かりやすいのが良かったです。

お風呂は地下800mから湧く天然温泉なのですが、海のすぐ側なので源泉は塩湯でした。口に入るとしょっぱい。でもこういう泉質は湯冷めしにくいので好きです。

この源泉のお湯は露天風呂エリアで、ぬる湯・ぬく湯・あつ湯の3段階の温度で楽しむことができます。体調や期待する効果に合わせて好きな温度を選べるという発想はいいですね。それプラス、信楽焼の一人サイズ浴槽にザブンと浸かる源泉信楽湯が3つありました。ここに浸かってバシャーッとお湯をこぼしながら、目隠し板の隙間から(工業地帯なのが残念ですが)海の様子を眺められるのは気分が晴れます。

内湯のほうは、イオン交換で人工的にphを調節した軟水つるぬる湯とサウナと水風呂があります。軟水つるぬる湯から出るとお肌すべすべになった気がしました。

以上が天然温泉「湯治房」部分です。これで料金は850円(土日祝設定)。正直言うと、この値段でこれはちょっと物足りないかなと思いました。しかし、今回は時間もあるし、劇場に向かうまではずっとここでダラーンと過ごして仮眠もしたいと思っていたので、追加料金850円(土日祝設定)をプラスして「薬石健美香房」エリアで岩盤浴も利用出来るプランにしました。

この追加料金を支払うことで、館内着、タオル、バスタオル2枚の貸し出しも受けられ、岩盤浴各種と専用の休憩室も利用できるようになります。岩盤浴は女性専用の部屋が一室ありましたが、それ以外は男性も利用できます。一室は高温サウナのようになっていて、決まった時間にロウリュサービスもしているそうです。偶然その時にその部屋にいたので体験できラッキーでした。熱風で汗をかいて気持ちよかったです。

他にも26度というサウナにしては低温ながら、薬草の香りがほのかにする部屋は少し汗ばむくらいで心地よくリラックスでき、自然と眠ることもできました。

そんな感じで、追加料金で2倍の料金を払うことになりましたが、2倍以上の満足感が得られたので結果的にコスパも良かったなと思いました。中には食事処もあるので、本当に丸一日居られそうだなと思いましたね。

例によって温泉施設で写真は撮れないので、公式サイトとかで細かいところはチェックしてくださいませ。

あとは朝6時くらいから営業してもらえたり、それでバスが無い時間帯だったら博多・天神から送迎バスを走らせてくれたりしたら、夜行バスユーザーなんかには非常に嬉しい立ち寄りスポットになりそうで強烈にお勧めしたいんですが、難しいかなあ。もし検討していただければ幸いです波葉の湯さま。

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