もうなんか、今日の業務ほっぽらかして(一応急ぎ案件は全部済ましているので問題ないんですが)安堵しております。いや、今日はこのトラブルを解決させられたので充分でしょ。早いけどお疲れ様の乾杯したい。
えーと、5月16日の記事です。ようやく起承転結の結にまで持って行けました。Windows 10のリカバリーをしたら個人用ファイルは無事だったもののMicrosoft Officeなどのアプリケーションが吹っ飛んだ、という事態の顛末です。
得意先事務所での勤務が火曜水曜と休みになっていたので、今日があれ以来の出勤日でありました。一応、あのパソコン買った時に付いていたMicrosoftのこんなDVDがあるはずなので、押入れとか探しておいてくださいねー、と頼んでおいたのですが、多分見つけらんないだろうなと踏んでいました。
ではあるんですが、なんとなく、事務所の建物の中の、デスクを置いていない物置みたいな部屋の、クローゼット状の押入れにあるような直感がしてならなかったのですよ。
ただし、その中は創業以来の保存書類のうち、最重要ではないが期限までは保管義務があるようなタイプのものが結構無造作に積まれていたので、得意先社長もわたくしも、戸を開けて全部出して調べる気力は無かったのです。
それで今日。得意先社長は留守。あんまり留守中に押入れとかゴソゴソ触りたくないなと思いつつ、でもあれを見つけないと得意先社長も仕事がしづらいよなあと思い、とりあえず件の押入れの戸を開けました。
重い書類が入ったダンボール箱がガタガタの姿でみっしりと。で、そんな中に、積まれた茶色いダンボール箱の上に、小箱があるのがパッと目に入りました。無線LANルーターの空き箱でした。
それを見た瞬間に、あ、この箱の中かもしれない、と強烈な直感が降りてきました。
というのが、得意先社長に、「このパソコンを買った時に付いてたDVDなんですけど、どこに置いたか覚えていませんか?」と尋ねた時に「うーん、覚えてないなあ、あのパソコンの設定は亡くなったOさんが全部やってくれたから」と答えられたんですけど、自分用のパソコンを購入してもらって無線LANの接続の設定をした時にも、「この無線LANルーターの設定は亡くなったOさんが全部やってくれた」と言ってたのを思い出したんですよ。
いやこれ、両方とも亡くなったOさんが設定をしてくれてて、ルーターの空き箱がすぐ目に飛び込んでくるなんて、Oさんからの救いの手だよな。まさかそんな、と思いながら無線LANルーターの空き箱を開けてみると。
ビンゴでした!天国のOさんありがとう。
それで早速、社長用のPCに読み込ませてインストール。プロダクトキーを入力したら無事にWordもExcelもOutlookもPowerPointも元通りに使えるようになりました。Outlookにおいては、メールアドレスとパスワードをセットアップウィザードに従って入力したら、メールでのデータは全部個人用ファイルとして取っておいてくれてたみたいで、過去のやり取りも全て復元できました。
そして親切なことに、リカバリーによって削除したアプリケーションの一覧がデスクトップにファイルとして残されていました。それを見ると、何を追加しないといけないかも判りました。セキュリティソフトも削除されている危険な状態だということも判明したので速攻で再インストール。こちらもセットアップDVDを読み込ませてシリアルNo.の入力で全て回復。
あとは、PDFを以前はAdobe Readerで読み込ませていたので、そちらもインストール。Windows 10で導入された新しいブラウザのMicrosoft Edgeというアプリでも見ることができるようですが、まあ可能な限り同じものでという親切心。
ただ、ブラウザはInternet Explorerから前述のMicrosoft Edgeに、それからJPEG画像を見るのもフォトビューアーからWindows 10のフォトアプリのままにしておきました。この辺はまあ、Microsoft製のものが新しくなったということで慣れてもらったほうがいいかなと思いまして。
そんな感じで、なんとか元通りに近い環境で仕事を続けられる環境に戻せました。
しかし、しかーし、今度は自分用のWindows 7機が、なんか勝手にWindows Updateを利用してWindows 10をインストールさせられそうになってるではありませんか!なんなのこれ!反射的にWi-Fiの接続を切って中断させましたけど、こんな仕様でWindows 10にアップグレードさせるなんて禁じ手でしょ!ヤダもう俺っち生涯Apple信者でいる!