ここ数日、Windows 10を導入するとかしないとかで、あれこれ失敗事例のような記事を書き連ねておりますが、今日の業務が起承転結で言うところの転くらいかなと思っております。というか、いい加減さっさと結に持っていきたいです。

通常は在宅勤務日である月曜日の今日、振替で事務所に出社してくれと得意先社長から要請がありまして。それで出張後初めての得意先事務所だったのですが。とにかく事務所へ行ったらまずやらなければならない仕事があるわけですよ。

得意先社長のパソコンが起動不可能になってしまったのをどうにかする、というミッションが。

起動不能になった原因なんですけど、酒飲んで酔ってたけどパソコンを立ち上げて仕事しようと思って、何かいじってたらよくわからないけど気がつけばエラーが出て全く動かなくなった、というよくありがちな理由。まあプロでもどう対応すればいいのか解らない理由ですよね。

どんな操作をしてそうなってしまったのか全くわからないけれど、とにかく「リカバリーしてね」という英文表示しか出なくて、おまけに知らない間にWindows 7から10にアップグレードされてたものだから、自分にはどこから手をつけるべきかが全くわからなくて、それでとりあえず自分のMac内のParallels Desktopで動かすWindows 8.1をアップグレードしながら考える、という方法に賭けてみたのがここ数日の発端だったわけなのですよ。

それで、借りている社用PCでWindows 10のリカバリー用メディアを作成し、それをDVDに焼いてから、そのDVDを不具合起こしたPCにセットしてから起動し、個人用ファイルを保持したままという条件を選んで再インストールしたら、データファイルはそのままで起動できるようになったのですよ。これは我ながらよくやったと思いましたね。そのまま修理に出す、ということになったら必要になる費用が、これで不要になりましたから。

しかし、うまくいったと思ったも束の間。デスクトップにファイルがそのまま残っているもののそれを開くことが出来ないことが判明。

どういうことかと言いますと、Wordで作成した文書のファイルは消去されずに残っているけれど、Wordのアプリケーション自体が削除されてしまったので開けないというわけなのです。ExcelもしかりPowerPointもしかり、そしてメールソフトのOutlookも。一連のMicrosoft Officeが全部消えてしまったんですよね。

なので、PCにプリインストールされていたので、購入時にリカバリー用メディアとライセンスキーがバンドルされていたはずなので、それも再インストールすれば問題ないはずなのですが…そんなのあったっけ？という、この原因にしてこの結果あり、な返答が。

ということで、一応過去のファイルたちは保持されているものの、それらを開くことが出来ない新品の格安自作パソコンみたいなものが得意先社長のデスク上に残った、という感じになって今日の業務を終えたのでした。

「まあ明日押入れの中とか探してそのDVDが見つけるか、無かったら新しいの買えばいいんだろ？」とか得意先社長は言いますけど、それで解決するのかは判らないのでまだ買わないでくださいよ、と釘を刺しておきましたが。

今ひとつ最近のMicrosoft Officeの動向（オンライン版だったりサブスクリプションだったり）が掴めないので、そこらへんもどうするのが良いのか色々調べなければなりません。Microsoftアカウントを取得すればオンライン版のWordやExcelが使えるのではなかったのかなあ？苦手分野ですが折角の機会なので色々調べておこうと思います。