今更なんですがカスペルスキーのマルチプラットフォームセキュリティはこの環境では非推奨と言われ…

昨日の続きなんですけど、冷静に考えたら「Windowsの奴めコンチキショー!」って感じに書いているけれど、Windowsそれほど悪くないじゃん、って思えてきました。ゲイツはんゴメンやで。

それでまあ無事にWindows 10はインストールできたのですよ。Parallels Desktopを起動させれば、これまでの8.1の代わりに10の画面が開くようになりました。と、ところが。

セキュリティソフトがインストールされていません、という表示が出るんですよ。あなたのコンピューターは危機にさらされています、なんていう洒落た脅し文句も添えて。

いやちょっと待ちなさい、わたくし、ちゃんとカスペルスキーのセキュリティソフトを8.1の時に入れてましたよ、なにそれ、アップグレードで自動的に引き継いでくれないの?とまあ困惑してしまったのでありました。

で、慌てて調べてみたところ、1年くらい前にカスペルスキーのほうから重要なお知らせというメールが届いておりました。それは、Windows 10にアップグレードする際には、その前にカスペルスキーのソフトを最新版にヴァージョンアップしておかないと不具合が起きる可能性があるので、必ず最新版にしてから行うように、という注意喚起の内容でした。

あ、やっちゃった…。原因はこれか。

そしてウェブサイトに書かれてあった通りに、一旦古いソフトをアンインストールして、改めてインストールし直すことで作動するようになるということなので、試してみたのです。ところがなぜか、推奨されているアンインストール用のツールを使っても完了まで残り1%のところでフリーズ。強制的にリセットして新しいソフトを入れ直そうとしても途中で止まる。そんな感じで一向に進まないので、ひとまず中断して翌日持ち越しにしたのです。

次の日、色々いじっていたところ、Windows 10の入手と同じように、Parallels Desktopのコントロールセンターから、カスペルスキーのセキュリティソフトを再ダウンロードできる仕様になっているのに気付きまして、インストールし直しました。すると今度はすんなりと完了したのです。

ところが今度は、ライセンスが無効です、とのことで、アクティベーションコードの入力を要求されました。購入時にメールで送られたコードをそのまま入力するのですが、今度は何故かそれを認識してもらえません。3年版なので有効期限はまだまだありますし、カスペルスキーのソフト名も同一です。

もうこれは手に負えないと、カスペルスキーのテクニカルサポートに電話して解決策を請いました。

結果的にサポートセンターの指示に従って解決したのですが、結局アクティベーションコードが弾かれた原因は、新しいソフトをカスペルスキーの公式サイトからダウンロードせずにParallels Desktopのコントロールセンターからダウンロードしたことにあったのです。同じ「インターネットセキュリティ」という製品名ですが、Parallels Desktop上で動かすものは一般向けに販売しているものと仕様が違っていて、アクティベーションコードは共通ではないからなのだそうです。

そして、こんなことを言われて思わず驚きの声をあげてしまいました。

わたくしが昨年購入したカスペルスキーのマルチプラットフォームセキュリティという製品は、Windows、Mac、それからAndroidのスマートフォンやタブレットなど5台までインストールすることができますが、Parallels Desktop上で動かすWindowsについてはサポートの対象外です、と。

えーーー!!!それ、本当なんですか??だって購入する時に確認して使用出来ると返事を頂いたんですよ!!

それを聞いたオペレーターの方も、ちょっと驚いて、その当時の対応した者が認識を誤っていたのかもしれませんで申し訳ございません…としか言いようのない感じだったのですが、つまりはこういうことです。

  • メーカーとしてはマルチプラットフォームセキュリティに対応しているのはWindows、Mac、Androidのみ。
  • Parallels Desktop上で動かすWindowsでは、不具合が起きる可能性があるので推奨していない。
  • Parallels Desktop上で動かすWindowsについては、Parallelsの方で用意している専用のカスペルスキー インターネットセキュリティを使ってParallelsの方で用意されているサポートを受けて欲しい。

ということみたいです。でも、実際にはカスペルスキー公式のほうからダウンロードした通常のWindows版を入れてみても、これまでも、今の所も、特に問題なく動作はしてくれています。でも言うなればもし動いたとしても自己責任でお願いね、ということなのでしょう。

なので3年版のライセンスが切れたら、次はParallels DesktopのショップからParallels対応版を買って下さいという風に言われました。その際はWindows用なのでMac本体の部分のセキュリティはまた別のソフト(通常盤のカスペルスキーマルチプラットフォームセキュリティでも)を入れるのが正しいやり方みたいです。

いやまあ、驚くのなんのって、何より2015年2月12日の記事が、トンデモ嘘記事になってしまうってことじゃないですか、もう!

ということで、訂正加筆をするという気が重い作業もプラス。あれ読んでマルチプラットフォームセキュリティを買ってしまった方がいらっしゃったらごめんなさい。

そして無事に動くようになったWindows 10はと言うと、弥生会計にしか使わないのですが、めちゃくちゃ動作が速く軽くなって快適になりました。アップグレードして正解だったかも。ほんとゲイツはん堪忍な。

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